カヤック

2019年06月17日(月)

大村湾 漕査 第5レグ(多良見町 前の島公園〜伊木力漁港)

6/9日、大村湾漕査第5回目、諫早市多良見町の前の島公園から出艇し、長与方面へと漕いでゆく、結果的に伊木力漁港まで漕ぐ事となった。

GPSの航跡データを掲出、拡大して確認可能。

漕査がだんだん楽しくなってきた今日このごろ。今回の漕遊では大村湾における諫早市の離島『竹島』と『鹿島(かしま)』を見る事も出来た。

小潮とは潮の干満差が小さい状態。月は半月状に近い。
大村湾の海面温度は約21℃と言ったところ。温かいのは表面だけで海中へ潜ると冷たいのだそうだ。

今日は前回の折返し地点である、諫早市の多良見町『前の島公園』から出発する。

前の島公園には駐車場もあり便利。
駐車場のすぐ隣にグラウンドがありカヤックを組み立てるのに丁度よい。

カヤックを組み立てていると、子供連れの奥様に話しかけられる。「これはなんですか?」と聞かれたので「カヤックです」と答えると「西陵高校のと同じ?」と返ってくる、「あれとはちょっと違うんです」と応える。

西陵高校のカヤックはたぶん競技用なのだと思う。
僕のは遊び用なのだ。

御婦人は何か悟ったような顔をして去っていった。

前の島公園のグラウンドの奥には公衆トイレもあり便利だ。

多良見町の前の島公園はカヤックを海に出すポイントとしてはかなり優秀だと思う。駐車場もあり、お手洗いもある。

グラウンドでカヤックを組み立て、担いで砂浜まで持ってゆく、アルピナ2 430EXは重量14kgぐらいだがずしりと重い。(20kgのフォールディングカヤックなど担げるものだろうか・・)などと考えながら歩いていた。

浜へカヤックをもってくる途中、西陵高校の学生と先生らしき人がカヤックを運んでいたので、こちらから挨拶をする。指でちょんちょん・・と砂浜を指さして「使わせていただきます」と言うと「どうぞ」と返事が返ってきた。

ほぼ完璧な砂浜にカヤックを置いて準備できる。

学生さんなどの邪魔にならないレベルでの利用ならトラブルにはならないだろう。浜にカヤックを置いて残った道具すべてを積み込む。

カヤックに乗り込んで海へと漕ぎ出す。まずは軽く湾内を漕いで岸沿いに進む。

湾から小崎鼻をかすめて進む。
ところどころに上陸できそうな浜がある。

ただ海側から上陸は出来ても陸側からは砂浜に容易にアクセスできないので、カヤックの出艇場所としては使えない所がほとんど。
このあたりは海に近いところはみかん畑が多い。
国道からは離れているし、上陸できても畑の中を通過する必要がある。

小崎鼻と白岩鼻の間にみつけた『上陸可能だが使いにくい砂浜』

例えば小崎鼻の先でみつけた上陸しやすいこの海岸(上陸可能だが使いにくい砂浜)、使えそうで使えない。

上陸した後に道をたどって歩いてみた。

カメラだけ持って坂を登る。すぐとなりは畑になっている。
坂を登ると線路とトンネルが出てきた。踏切など無いので危険。

線路を渡ったところにも小道が続いている、国土地理院の地図にも破線が書いてある。おそらく辿ってゆけば舗装路(国道207号線)へ続いているだろう。だがこの道をつかってカヤックを出す事は私有地の通過になる可能性が高くトラブルになるかもしれない。『使いにくい砂浜』というのはそういう事である。

※それでもブログなどに記載するのは、非常時の緊急退避場所としては使えるからで積極的な利用を薦めているわけではない。

白岩鼻を進む、水深が浅く底を擦りそうになる。

ところで「鼻」とは地形を示す名称のひとつで、意味としては「岬」に近い。陸上の先端部が海に突き出した部分を言う、鼻とは西日本によく見られる名称で「端」の意味があるのだと言う。

白岩鼻に『竜宮』と書かれた小さい鳥居と祠を見つける。

次にやってきたのが、同じく多良見町の東園・西園。
ここにとても良い浜を見つける。地図に『出撃可能な砂浜』とプロットする。

上陸した所。
船着き場もあった。

ちなみにこの辺りの地形だが航空写真でみるとこのように弓のように綺麗にしなっている。

弓なりに続く線路が美しい場所で、鉄道の撮影スポットとしても人気があるよう。

Google Mapsをみると『「道標」の弓なりにつづく線路』などと書いてある』どういう事かと言うと、長崎県出身のシンガーソングライター?福山雅治さんの曲「道標」の歌詞に歌われている場所なんだとか。

砂浜から線路を渡ればすぐに道路、アクセスが良い。

付近に駐車場などを見つける事が出来なかったので、おいおいバイクで訪ねてみて探してみたいと思う。

そしてその弓なりになっている地形だが航空写真を拡大するとこのようになっている。

鉄道の路線が湾を閉じているように見えるが、3ヶ所にトンネルがあり潜って入れるようになっている。

実際に湾内に入ってみた。

一番南の橋の下を潜る。
穏やかな湾内。

湾内には船がたくさん係留してあるが人影もなく静かだった。

中央の橋の下を潜って湾内へ。
こちらは広く浅い。

一番北側のトンネルを潜って出られるかと思ったが、湾の中央は浅くて通過できない。

浅すぎてカヤックでも通過不可能(潮の満ち引きにもよる)
一番北のトンネルから入る
写真ではわかりにくいが湾内にはスロープもある。

さらに移動して梅崎にあったトンネルも潜ってみる。
この場所は上の国道からは沼にしか見えない。何も知らない人はまさかこの場所へ入れるとは思わないだろう。

沼地だと思っていた場所も入って行ける。
今は使われていない港のようだった。

水深は浅く魚影は見えない。木々がせり出してきており森に飲み込まれている、そんな場所だった。

船がいくつか係留されているが使われてないように見える。
湾内を別角度から、奥へは水深が浅く入れない。

ちなみにこの場所は上を走ってる道路から見るとこんな感じに見える。

※この写真は過去に撮影したものです
次は傘瀬鼻をめぐる。
印象的な白い地層。

そして大草駅付近へ到達。

大崎駅付近、長崎空港との連絡船も出ている。

ここで姪っ子から電話がかかってきた。
「今から遊びに行ってい〜い?」
「今海の上だよ、大草駅の近く」
というとちょっと驚いていて、愉快な気持ちになった。

大草と伊木力の境界らしい。
伊木力に入って最初の川に入る、川の名前はわからない。
すぐに遡上限界に達する。

そして本日の折返し地点、最初に目星をつけておいた、伊木力の野球グラウンド(運動公園?)近くにある浅瀬を使って上陸した。

ギリギリ上陸できる。利用できるかどうかは水位次第、なので『条件付き上陸可』参考までに上記の写真の状態で潮位は57cm
上陸した所は広いグラウンドで遊具などもある。一番奥に見える平屋の建物が公衆トイレ。

昼をまわっていたので昼飯をとる、塩気のあるものが食べたくなりスマホでラーメン屋を探すが無い。伊木力は小さな集落で飲食店は少ないのだった(多少はあるようだが)

今回新たに持ってきた1.5Lの水筒。容量が多いのでこれからの季節活躍してくれるだろう。
昼飯、メロンパンと、コンビニで買ったホットスナック、鶏つくね串タレ(軟骨入り)

次回はここをスタート地点として長与町へ上陸したい。

飯を食べていると潮が満ちてきてカヤックがグラグラ揺れだしたので、出発する。ここが折り返し地点なのであとは帰るだけ。

帰る前に伊木力川を遡上してみる。
伊木力は長崎県内でもみかんで有名だ。

ここからは、ただ黙々と漕いで出発地点へ戻る。

帰る途中にみた、無人島の『竹島』
そして有人島の『鹿島(かしま)』
前の島公園近くの砂浜へ戻ってくる。

今回も伊木力にカヤックで使えそうな出艇場所を確保できたので良かったと思う。ある程度は下調べはしているつもりだが、実際に上陸できるかは行ってみないとわからないものだ。

また『竹島』『鹿島』へは伊木力からが一番アクセスが良さそうなので次回からはここを拠点に両島を訪ねたいと思う。その事が良くわかったのも収穫のひとつである。

次回は長与町に入る事ができるか・・

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