カヤック
2018年08月08日(水)
諫早市の無人島、竹島へ(3)
諫早市の無人島、竹島。洞穴探検が終わったら、
次は島をぐるりと回ってみる事にした。
島の鞍部は崖になっているので、こちらからは上陸出来ない。
写真でみると、そんなに高そうには見えないが、実際は4〜5m以上ある。
島を下から見上げる、ゴロゴロと石が印象的、そして松が生えていた。
海は凪いでいる、カヤックの上でカメラを構えての撮影。
潮の流れはゆっくりでも、カヤックが徐々に流され回転する。
撮影に夢中になっていると、艇がいつのまにか流され岩へ接触しそうになる。気をつけなければ・・。
約700万年前〜170万年前に爆発的噴火により高速で流れ下った軽石や火山灰(火砕流)との事だが、見た目もそんな感じだ。
崖の波打ち際が波で削られて凹んでいる。
ここに波が入り、ドボン・・ドボン・・とユニークな音を立てていた。
島の側面には向こう側(島の反対側)まで貫通している穴も見られた。
空身で泳いで向こう側まで泳げるかもしれない。
(ぜったいにやらないけど)
島の東の突端を回って、南側へ移動する。
竹島の南側は北側と違い、比較的なだらかであり、カヤックを寄せて上陸できそう。
上陸できるとは思ってなかったし、完全に予定外だったが、上陸を試みる。
こういう島への上陸は思ったより難しい。
というのは、海底から岩が突き出していると、カヤックの底を擦ってしまう。
カヤックのボトムは布とは言え、頑丈な素材であるが、それが鋭利な岩だと裂けてしまうかもしれない。
海底に目をこらし、島へと接近するが、海底に隠れている岩を探すのは言うほど簡単では無い。かなり接近しないと気が付かない。
もうそろそろ、艇のボトムが岩に擦りそう・・というところでカヤックから海へ降りたが、カヤックはぐらつくし、思ったより深くて、股下まで海水に浸かる。
カヤックを引っ張ってゆき、持ち上げて浜へ上陸。
ちょっと島へ上陸して、すぐに引き上げるつもりなので、係留などはしない。というより係留の方法がわからない。
たぶん『もやい結び』を使って、何かとにかく頑固そうなものに接続するのだと思うが、港などに行って係留している漁船を見ると、もっと複雑な結びが使われている。
とりあえず、水筒だけ持って、島の上へ。
上陸したのは島の鞍部だ。
岩がゴロゴロとしている。
すぐにここはキャンプできそうだなぁ・・と思った。
この後、島の西側にある三角点を見てみようと思って歩いて行ってみた。
蜘蛛の巣が多くて進みにくい。
蜘蛛の巣を払いながら進んだが、途中で松の枝が邪魔をして進めない。
強引に突破する事も出来るのだが、今日はやめておいた。
次は島の東側から西側を見る。
元々上陸するつもりはなかったので、島の探検は今回はやらない事にしました。また今度。
南側はいろんな場所から上陸できそう。
竹島の西には、謎の棒が立っていた。
竹島の西側の岸、複雑な地形。
そして、すぐそこに見える鹿島へ向かう。
次回は海の上から有人島の鹿島を見て回ります。