カヤック

2018年05月21日(月)

アルピナ2 430EX 進水式、はじめてのカヤック

日曜日、天気が良かったので、カヤックの進水式をとりおこなう事にした。

自宅は松山町なので、海はすぐそこ(家の裏が海って感じです)とは言っても砂浜がある森園公園までは徒歩で1kmぐらい。フォールディング・カヤックは14kg、それにいろんな装備も含めて、いったいどのくらいの重さがあるんだろう、重力を両肩に感じながら、空港近くの公園へ向かった。

大きなカヤックを背負って歩くので、人々の視線が気になります。
人にジロジロ見られている心地の悪さと、カヤックの重さに、汗が額からたらりと一筋流れた。

森園公園に到着して、砂浜へ降りる。
砂浜は海藻類が漂着しており、視覚的にはあまり美しいとは言えない海岸。

カヤックを展開して組みたてる。
2回目なので、スムーズに組み立てる事が出来た。

改めて僕のカヤック『アルピナ2 430EX』をご覧頂きましょう。
細かなディティールいついては、またいずれご紹介したいと思います。

色はカスタムカラーの『ブルー・グリーン』です。
長崎では、海も山も遊びたいという想いがあったので、
ブルー(海)とグリーン(山)が重なり合ったこの色を選んだ。

ちょっと中途半端な色だったかな〜?と不安もありましたが、
蓋を開けてみるととても綺麗な色で安心した。

さて、カヤックも組み立てて、海へ入ろうかと思うのですが・・

しかし、それにしてもなぜか海岸に人が多くて、気が散ります。
こんなに人が多いとは思って無かった。

カヤックを担ぎ、海へ入れる前に、軽く進水式のマネごとをしてみる。

日本酒を買ってきて、船首と船尾にかるく垂らし、
海へも少々お酒を飲ませ・・。
僕もちょっと舐める程度いただく。

海の神にこれからの航海の安全と無事を祈る。

さて、カヤックを海へ入れ、カヤックへ乗り込む。
足が濡れてしまうので、舟の中も多少濡れてしまうのは仕方が無いのかな(たぶん)

そこからはパドルを使って岸を押して離岸。

舟がふわりと水の上に浮いて、ゆらゆらと揺れ不思議な感覚。

しばらく、適当にパドルを使って、どこへ行くわけでもなく、その周辺を漕いで周る。

すぐに思ったのが、まっすぐ進むのが意外と難しい。
適当に漕いでいると、船首がぐるぐるとあらぬ方向へ向いてしまう。

だから思ったより左を向いてしまった時には左を漕ぎ、
右を向いてしまった時は、右を何度も漕いで軌道の修正をする事になる。

風や潮の流れに影響を強く受けるとは聞いていたが、今回の場合は単純に僕の操船技術の未熟さにあるんだろうと思う。

そして海の上はいまいち目標物との距離がつかめないのと、
漕いでもぜんぜん進んでいる気がしない。
海は目印になるものがほとんど無いのでスピード感がまったく無い。

それでも、気がついてみると岸からかなり離れていた。

あまり離れると危険を感じるレベルなので、岸に近い所へ戻るようにした(笑)

しばらくパドルの練習のつもりで漕いでいた。
遠くの山を目印に、まっすぐ進む練習をする。
どうもうまく行かないので、パドルの握りを考えてみたり、
適当ではなくて、丁寧に漕ぐように努めます。

漕いでいる内にパドルに重みを感じたので、ふと見ると、汚い海藻がからみついていた。

ふと舟の上から海の中を見ると、水深は2〜3m程度で海底が見えている。なぞの海藻が柱のように何本も立っているのがわかった。

岸からでは伺いしる事ができない、海の不思議を見た気がした。
岸から数十メーター離れただけなのに、あたらしい発見の連続だぞ。

また後ろで、ドボン・・と音がしたので振り返ってみると、水面に波がたっている。
どうやら魚が飛び跳ねた様だ。

そして、漕いでいる時はさほど感じなかったのだが、漕ぐのをやめてみると、舟がゆらゆらと左右に揺れているのもわかる。

軽く舟を傾けてみる、簡単には倒れそうに無い。 本当に転覆するまで、倒して限界を見てみたいのですが、
それはまたいつか、もっと綺麗な海でやりたい(笑)
ちょっとここではそんな気にはなれないね。
大村湾には悪いんだけど、あんまり綺麗とは言えないかな。
あくまで第一印象です。

この後も1時間ぐらい練習していたが、だんだん具合が悪くなってきた。
どうやら船酔いになってしまったようだ。

これは完全に予想外だった。
酔ってきたので、岸へと戻ることに。
しばらく休んで、体力の回復を待ってもういちど海へ出てみようと思ったのだが、舟に乗って岸を離れたとたんに、再度具合が悪くなり(無理!!!)と思ってすぐに岸に戻り。その日の行動を終える事にした。

この後、自宅へ帰り、汚れたカヤックの清掃に励みます。
塩水もそうですが、砂が船体布に付着しており、シャワーで綺麗に洗い流す必要があったのです。
こういうのはけっこう手間だね。

とりあえず、今日はここまでです。

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