登山

2023年05月31日(水)

諫早市・長与町の琴ノ尾岳

2023年3月5日に歩いた。

この日は長与町と諫早市の境にある琴ノ尾岳を訪ねた。

琴ノ尾岳は標高451メートルの山で、これは長与町では一番高い山となるらしい。
ガイドブックによれば、長崎火山の最北端の山とも書いてあったが、長崎火山という言葉があまり一般的な言葉では無いようで、調べる事が出来なかった。なお長崎にも多くの火山が存在しているが、現在活動しているのは雲仙岳だけのようだ。他のものは過去数千年以内、活動が確認されていない。

琴ノ尾岳の位置、諫早市と長与町にまたがる。
『琴ノ尾岳』と県立公園の『堂崎ノ鼻』
GPSの航跡だ、拡大可能である。

ガイドブックではスタート地点は『琴ノ尾岳登山口バス停』で、長与町の堂崎の鼻近く『堂崎バス停』がゴールとなるが、バイクで移動している自分はピストン山行となるため、ガイドブックとは逆のコース、堂崎の鼻をスタート地点として選んだ、ここから琴ノ尾岳まで歩きピストンで戻ってくる事となる。
登山が終わった後には堂崎ノ鼻にも立ち寄る。

お手洗いもある、駐車場。

出発地点の駐車場は堂崎ノ鼻の駐車場となる、ここから坂を登ってゆき堂崎バス停へ戻る、そこから右へ折れて国道207号線を南へ歩く。途中右側に展望所とお手洗いなどもある、ここには自販機もあった。途中はミカンの無人販売所などもあるのでこれは帰りに買いたい。15分ほど歩くと道標があり、ここが琴ノ尾岳登山口であるが、ここからも延々と舗装路の歩きとなる。舗装路は途中何度も分岐があるが、ところどころに道標も立っているので参考にしながら登るが(若干わかりにくい部分もある)舗装路をたっぷりと歩いた後にはようやく農道出合へ出て(と言ってもただの十字路)ここで舗装路は終わり、林道へ入り、すぐに山へ入って、そこからはすぐに山頂なので、ほぼ全行程舗装路歩きとなった。

堂崎バス停から国道207号線を南へしばらく歩く。
無人販売所のみかんが美味しそう。
ここが登山口だが、延々と舗装路の歩きが続く。

長崎の山は全体的に標高が低い上に、山中まで縦横無尽に車道が走っているため、登山口の標高が高くなったり、もしくは延々と舗装路を歩くようなコースが少なくない、という印象を個人的に持っている。
このコースもまさにそれだ。

途中右手に見える、潮井崎キャンプ場。

このキャンプ場からカヤックを出せば目の前にある『二島』が近い。

さてこの後も延々と舗装路を歩く、写真はかなり省略しているが、けっこう長く歩いた。

延々と舗装路を歩いて到着する、ここが農道の出合い。
農道を歩くとすぐに山へ入れる道標が見える。
やっと山登りらしくなってきた、と思ったらすぐに終わる。

山頂に到着、広場と駐車場もあり車でもやってこれるらしい。
山頂には琴ノ尾神社と境内には三角点があり、これは『琴尾山 二等三角点』だ。
その神社を囲うように展望所が設置されおり、そこからは良好なパノラマを楽しむ事ができる。
大村市や長崎空港、雲仙岳、遠くには長崎市街も見えその奥には白く光る女神大橋の姿も見られる。
ここで昼飯にしようかと思ったのだが、山頂は火気厳禁ということで、バーナーでラーメンを作って食おうという私の計画は実行不能となった。

『琴尾山 二等三角点』
火気厳禁の広場、カップラーメンを食べようと思っていたのだが。
車でも来られる。

ひととおり山頂を楽しんだ後は、来た道を戻って堂崎ノ鼻を見学して帰った。

『堂崎の鼻』は長与町の北端に位置し、大村湾に突き出た岬だ。
ここからは天気が良ければ長崎空港から飛び立つ飛行機を見る事もできる。
近くにある説明板によれば「次代に残そう長崎百景」に選定されているらしく、
とても景観に優れた場所で観光スポットとなっている。
ドライブの目的地や気分転換にもなるのでぜひ訪れてみてほしい、そんな素敵な場所だ。
https://webtown.nagayo.jp/vr/4_douzaki/tour.html

堂崎の鼻、釣人の姿もみられ、若い人も多い。

さて、今日歩いた山は舗装路が多いコースという印象だが、全体的な雰囲気は悪くなかったと思う。

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