カヤック

2018年10月11日(木)

長与町の無人島、二島へ(4)

二島の岸から離れて漕ぎ始める。

これから島を反時計回りに周って観察し、長崎空港の南側をかすめて大村海岸へ帰る。

ふとみると肩に小さいバッタが止まっている。
このバッタ・・島から脱走するつもりなのかな?

手で捕まえようとするも、どこかへ行ってしまった。
その後、そのバッタの姿は見ていない。
舟のどこかに隠れて大村に渡ったのか、二島へ飛んで戻ったのか、海へ落ちて死んだのか。

さて、今日も静かな大村湾。
波ひとつ無く、海底が良く見える。

下をのぞくと、海底まで2〜3mと言ったところ、
まるでカヤックが空に浮いている様な感覚だ。

島をよく見ながらゆっくりと漕いで進む。

写真には無いのだが、このあたりの海底はとても立体的だ。
比較的浅めの岩礁(棚)があり、そこから急に落ち込む様に深くなっていた。

海岸から離れてすぐ、隠れた上陸ポイントがあった。

崖を見ると、赤い土が印象的だった。
土中に鉄分を多く含んでいるのだろうか・・?

同じ大村湾の島でも、島を形成している要素は一葉では無く、バリエーションがある。
その事に深く興味が湧いた。詳しい人の話しを聞いてみたいと思った。

島の北側を漕ぎ進めて、西側へ移るところにも岩礁がある。
カヤックが座礁すると困った事になるので、そろそろ・・・と慎重に近づく。
浅くなった海を通過、少しカリカリ・・と嫌な感触があった、船底を少し擦った。

岩礁の向こうに見えている島・・。

時津町に属する島、黒島だ。
来年あたり偵察に行ってみようと思う。

西側の海岸。
上陸出来そうな小さい浜があった。

海底を見ると、見たことのない生き物がいた。

白くてふわふわした見た目

ちょっと拡大してみると・・

これは『ウスユキウチワ』という名前の海藻。

島の一番南側の岩礁、ここも上陸できそう。

こんな感じで二島を一周。

桟橋が見えてきたね。

二島を背にして長崎空港方面を目指す。

相変わらず船首があらぬ方向を向こうとするのだが、
今日は先日ほどは無い、前方から緩やかな風が吹いているようだ。
カヤックと言うものは基本的には流体力学的に風上を向く様に作られているらしい。

無線機の電源を入れてラジオを聞きながら漕いだ。
無線機は防水では無いが、カヤックがひっくり返る気がまるでしない。
漁船が激突してくるぐらいの事がなければ大丈夫だろう。

ラジオから加藤登紀子さんの知床旅情が流れてきた。
気分が良くなって鼻歌など歌う。

何か気を紛らわせなければ、やってられないほど変化がない。

空を写す大村湾。

写真を撮影していると、どこからともなく蠅(はえ)が飛んできた。
大村湾とは言ってもここは海のど真ん中。
このくらいの海だと海上でも蠅が飛んでいるのか、
それとも僕のカヤックに乗ってきたのか。

水滴で水紋が生まれるほどの凪。

長崎空港の南をかすめて・・

長崎空港の誘導灯が見えてきた、手前では稚魚の群れが飛び跳ねている。

大村海岸から二島まで、約4時間。
その逆走、二島から大村海岸まで約3時間の船旅だった。

最後に二島の地図を掲出しておく。

と、こんな具合で初めてのカヤックでのキャンプツーリングを無事に終える事が出来た。
キャンプ中の過ごし方、酷暑での幕営の方法など、課題は残った。
漕いでいるときは退屈に感じても、今こうしてパソコンの前に座っていると、また海に遊びに行きたくなっている自分がいる。

さて、僕的にはそろそろカヤックのシーズンは終わり。
あと一度、海で遊べたら良いと思っていて、これからは長崎の山へと向かって行きたい。

Copyright © 2021 趣味に生きる All rights reserved.