カヤック

2018年09月28日(金)

長与町の無人島、二島へ(2)

ここで二島について簡単に解説をしておきたいと思う。

二島は長崎県西彼杵郡長与町斉藤郷に位置する無人島で、長与港からは約5km沖合にある。

面積は0.05km2、周囲1.2km、最高標高地点は21mで、
島は2つの小島がくっついた様な形をしている。

ちなみにこの島はSIMADASに掲載がない。

僕は以前、二島はこの2つの膨らみが二島の名前の由来に違いないと書いたが、
古地図を見ても今の島とそんなに形が違っていないので、あながち間違いでは無いかもしれない。

出典:古地図コレクション(年代不詳)

二島はかつて、日本軍だかアメリカ軍だかの攻撃演習の的になっていた・・という過去もあるそう。
この事については詳しくわかったら追記をしたいと思う。

二島に上陸、握りこぶしぐらいの岩がゴロゴロした海岸が印象的。

海岸にカヤックを寄せて上陸する。
2本の足で島の上に立つ、この感覚はとても不思議なものだ。
この感覚はカヤックで無人島に上陸した人にしかわかりづらい感覚だと思う。

周辺を見渡すと子供がいて、海水浴を楽しんでいた。

真っ黒に日焼けした、腹の出た男の人が歩いてきて挨拶を交わした。
釣り竿を持ったまま海の中へ入ってゆき投げ釣りを楽しんでいる(何も釣れてなかったが)

カヤックはそのままで、浜から陸の上へとあがってみる。
大音量で音楽が流れ、桟橋には人が集まってパーティーをしていた。
タープの下ではバーベキューコンロで肉を焼いている。
まるでフェスの会場のようになっていた。

男たちは上半身ハダカになっていて、中には全身に入れ墨をいれた若者もいた。

着岸した場所は島の北側の岸(上陸地点から西側を見る)
上陸した二島の北側の岸の様子。
カヤックを陸にあげておく。
無人島だと思ったら、ことのほか賑やかだった、この後さらに人数が増える。

ヨットや、ジェットスキーで上陸してよく利用されているようだ。

右手が上陸してきた北側の浜、奥には屋根付きの東屋、看板、石碑が見えている。

島には廃墟と化したトイレがあった。

トイレの中をのぞいてみたら『使用禁止』と書いてあった。
かつてはバイオトイレだったのかもしれない。

使用禁止であるが、他にトイレは無いので、利用している人も多そう。

完全に壊れた手洗い場。

まずテントを張った。

島にあった流木を利用して張る。

雨はぜったいに降らないと思ったので、フライはかけずに、かわりにタープ(本当はレインポンチョだが)をかけて日陰を作った。

テントを張っていたら、おじさんがやってきてキンキンに冷えた飲み物をくれた。
すぐにプシュッと開けて流し込む。喉をゴキュゴキュ鳴らして飲む。

ビールをくれたおじさんは、たぶんガテン系の会社の社長なんだと思う。
親分肌の人で若者に仕事を与えつつ面倒を見てやっているんだろう。
これは僕の勝手な想像だけど、そんなに間違ってないと思う。

おじさんたちは今日は日帰りで、帰る前に氷をもらえる事になった。
無人島で氷は貴重だ。これはありがたい。

テント周辺の様子、なかなか良いシュチエーションでしょ。
逆側から撮影、奥に見えるのが廃トイレ
南側の岸、こちらもシーカヤックで上陸可能
桟橋の様子。
再び島の北側の海岸。
日本シームレス地質図によれば、地質年代は後期中新世 – 鮮新世であり、岩相は非アルカリ苦鉄質火山岩類であり、約700万年前〜170万年前に噴火した火山の岩石(安山岩・玄武岩類)という事だが、正直意味がわからない。
二島園地利用上の心得
二島園地利用上の心得

利用にあたっては、申請が必要と書いてあるが、現在(2018年現在)ではその限りではない(長与町役場に電話して聞いた)

島にある屋根付き東屋(と言っていいのか)ベンチもあって快適。
島の植物。

植生に関しては、シイ・カシ萌芽林に分類されているようだ。
萌芽林(ほうがりん)は地表近くで木を伐採し、切り株からの萌芽を生長させた林だ。

双島漁場復旧工事落成 記念碑 長与町漁業共同組合・・と書いてるみたい。
島の山の中は入るのが困難、ブッシュが濃い。突破するにはそれなりの装備と覚悟が必要だ。
島の植物これは『ハマエノコロ』かな・・。
焚き火に使う枝(流木)は無尽蔵に落ちている。スリングを使ってカウ・ヒッチで結ぶ事で薪を束ねた状態で運ぶ事ができる。
かまど(焚き火跡)があったので利用させてもらう。
新聞紙と網だけは持ってきた。

無人島キャンプで焼肉、これがやりたかった・・。

小さいクーラーボックスにビールを2本入れてきた、
普段はそんなにお酒は飲まないのだけど、2本では足りなかった。
今度からは、冷たい飲み物を十分用意しておきたい。

つづきます。

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