カヤック

2018年10月04日(木)

長与町の無人島、二島へ(3)

昼はあまり食欲が無く、適当に腹が減ったら食べ始めようと思っていた。
それで肉を焼き始めたのが4時ぐらい。昼飯には遅いし、夜食には早い。
特にやる事も無いので、本ぐらい持ってくればよかったな・・と反省していた。
スマホの電波(ドコモ)は届いていたのでスマホをポチポチさわっていた。

島で遊んでいた人たちも、船やジェットスキーで帰って行く。
帰り際におじさんから氷をいっぱいもらった。
「今日は島に泊まるんですか?」などと
若者と少し話しをしていたら、
おじさんが「あれ友達?」って言うので振り向くと

別のシーカヤックが一艇だけ上陸してきた。

これから独りで無人島でキャンプ・・と思っていたので、これには不意をつかれたな。

カヤックを見ると、僕のカヤックとは違ってもっと本格的な、まさにシーカヤックである。

艇はクオリティカヤックス (Q-kayaks)のペンギンのようだった。
反りが強いボディ、深みがあるのに鮮やかなブルーが美しい。

参考(Q-kayaks) http://q-kayaks.co.nz

30代ぐらいの男性のカヤッカーで(以下Aさん)、開口一番、今まさに帰ろうとしているおじさんたちにあまったビールください、などと言って、おじさんも「おう!!いいぞ!!」
みたいな感じで応えていた(友達か・・!!笑)
対人スキルが高くて驚いたな。

Aさんは両手に発泡酒をたくさん持ってきて、
僕にも2本わけてくれた。

とりあえず、アルコールをわけてくれる人はもれなく良い人である。

まさか無人島でこんな冷たいアルコールを飲めるなんて、思ってなかったな。

ほんと嬉しい。

僕は両手に発泡酒をもって、手を広げて帰ってゆくボートの人たちに
「ありがとう〜〜!!」と言ったら、向こうの人も手をふって応えてくれた。

もらった氷に突っ込んだ。

Aさんと話しをすると僕のブログを見たことがあるみたいだった。
なんとなく嬉しい気分になった。

僕が二島でキャンプをする予定である事を知っていたので、もしかして“かぶる”のでは?と懸念(?)していたようだ、ちょっと申し訳ない気もした。

静かな無人島だ・・。

陽も斜めになってきた、ほんとやることが無いので、植物の撮影をする事にした。
狭い無人島の上をぐるぐると歩き回る。

ハマエノコロかな?
山菜のギシギシ、ヌメヌメして調理の仕方によってはけっこう美味しい。
この虫は、クロウリハムシ、幼虫のときは土の中ですごし、成虫になってからは越冬する。

オンブバッタ(だと思う)、身体が大きいからメスかな。

人が居なくなったところで桟橋を改めて撮影してみた。

長与町は半ば管理を放棄したようだが、想像していたよりずっとしっかりしている。

ただ桟橋の根本部分は腐ちていて、板が渡されている。

桟橋から二島の方を見る。

桟橋の先端には、ライトがついている。暗くなると自動で点滅する。

夜になってもこの周辺は漁船がうろうろしている。
桟橋の位置を伝える重要な施設なのだ。

桟橋の様子。一部文字が欠損しているが、赤いペンキは退色しやすいらしい。そしてこうなる。

夜も焚き火、Aさんにいろいろ質問したり、教えてもらいました。
とても勉強になった・・。

そういえば二島には蚊はいましたので、虫よけスプレーは持ってきた方がいいかも。

夜に咲く花、待宵草(マツヨイグサ)、アブがハチドリのようにホバリングしながら、長い口を花につっこんで蜜を吸っていた、正確な動きがまるで機械のようだ。

この後、夜は8時頃?にテントに入って就寝。
テントの中は暑く寝苦しい。うとうとしながらもなかなか寝付けない。
せめて少しは風があれば良いのだが、無風。

島でのキャンプは暑さ対策が必要だ。山の上なら夏でもそれなりに涼しいものだが、島はとにかく暑い。蚊帳と大型のタープの組み合わせが良いかも、携帯型扇風機などあれば欲しい。あと登山用のマットは保温力が強すぎて暑苦しい。もっとさらっとして涼しい夏用のアウトドアマットは無いものだろうか。

あまり寝付けず、そのまま朝を迎える。

朝ごはんはラーメン。出前一丁の海鮮味だ。
朝早く、帰ってゆくAさん。漕いで島影に消えるまで見ていた。

ラダーが効いているようで、すばらしい直進性だ。僕のカヤックとは大違いだ(僕の腕が悪いのかもしれないが)

誰もいなくなった無人島。
待宵草は朝はしぼんでいる。
北側の海岸。
さあ、僕も帰ろう。

荷物をまとめてカヤックに積み込む。
特に後ろ髪をひかれる事もなく、この島にはまた訪ねてくる事もあるだろう。
二島を開放してくれている長与町に感謝しながら、岸を離れた。二島をカヤックでぐるりとまわって島を観察して帰る事にした。

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