カヤック

2022年08月18日(木)

大村市、佐世保市 横島(鳥島)で三角点を見る(2)

横島を一周した後、島へ上陸したまでが前回。

後ろに見えている岩の上に三角点があるらしい。

ちなみに海上からみるとわかりやすいのだが、岩の島と横島の間は隙間があり微妙に繋がっていないようだ。

左の2つの岩との間に隙間があるのがわかる。

とりあえず行ってみようか。

浜から進むとまず二つの岩があり(上の写真では一番左の岩(よく見ると2つある))その間に入ってぬける。この周辺は足元はゴミが大量にあるため歩きにくい。その先にも大きい岩があり(上の写真では真ん中の岩)これは簡単な岩登りで上へ登れる。

海岸から2つの大岩の間をぬける、ここは少し歩きにくい。
その先にある岩へよじ登る(簡単)
上へ登ると何かある。
2つの円形の遺構を発見?
円形の謎物質を上から見る。
向こうの岩へはここからは渡れなそうだ。
あっちから登れるかな。

岩から降りて、海の中を歩いて進む、股下まで濡れるが、目的の岩の基部にうまく取り付く事が出来た。

傾斜も緩く登りやすそう。

こっからは普通に三点確保で岩を登る。特別なテクなどはいらない。意外と簡単に三角点が見れそうで嬉しい。

登ってきた。
岩に生えている樹木。
上へ登ると、人の手で組まれたと思われる石垣もある。用途不明。
何か柱が建てられていたのか、土台らしきもの?もあった。

岩の上部、一番高い所周辺はそのまま岩が露出している。少し小高くなっている先に三角点が見えた。

三角点はすぐそこにある。
あった!
これが鳥島四等三角点。

四方を岩に守られた三角点で、今埋められたかのような白く美しい花崗岩である。

三角点の向こうに見える海。突き抜けて気持ちいいな。眺めがとても良い。
こういう場所へ来ると帰りたくなくなるのだ。

気持ちが良いので、しばらく岩の上にいて風景などを楽しんだ。

岩の上から下の海を覗く。

足元の岩は妙にデコボコしていて、間違って転落する危険性も無いとは言えない。この岩の上を歩く時には良く気をつけよう。

岩の上から、浜のカヤックを見る。
岩の上から、横島の森を見る。
岩の質感。
完全に満足した。

この後は岩を降り、この近くでカヤックから釣りをしてあそんで帰った。まあまあな大きさのアジが2尾だけ釣れた。

※この場所は私有地のため車両の駐車等が禁止されているらしい、半島の護岸およびスロープが私物とは思えないのだがトラブルを避けるため、また地元住民感情に配慮し、この場所を利用したカヤック遊びは控えておいた方が良いだろう。私も今後この場所を使って船を出す事はやめたいと思う、また豊かな大村湾をより魅力的な場所にするためにはこういう場所は少ない方が良いとも思う。レジャーで訪れる人も地元の人もお互いに嫌な思いをしないそういう方法を佐世保市、市議、県議の方にも考えてほしいと思う(2023/5)

さ、帰ろ。

なお横島について何かわかる事があれば追記する事もあるし、記事を削除する事もありうる。

カヤック

2022年08月06日(土)

大村市、横島(鳥島)で三角点を見る(1)

大村湾の北部、江上浦の出入口。その冲にある無人島が『横島(鳥島)』だ。

佐世保市に属する島で、海軍水雷隊の所在地であったと言う歴史も持つ島だ。今日はこの島を周って釣りも楽しんできた。

gpsの航跡は拡大可能
『横島』の位置、大村湾の北部。
江上浦の出入口にある島で、ハウステンボスが近い。

スタートは佐世保市宮津町のスロープから船を出す。午後から風も強くなりそうで、その前に帰って来たいと思っていた。

ちなみにこの裏に砂浜があるのだが、今回は何故か立ち入り禁止になっていた。こういうものを見ると少し残念な気持ちになる。

※この場所は私有地のため車両の駐車等が禁止されているらしい、半島の護岸およびスロープが私物とは思えないのだがトラブルを避けるため、また地元住民感情に配慮し、この場所を利用したカヤック遊びは控えておいた方が良いだろう。私も今後この場所を使って船を出す事はやめたいと思う、また豊かな大村湾をより魅力的な場所にするためにはこういう場所は少ない方が良いとも思う。海は長崎県の重要な資源であり、海で自由に遊べる環境が整備されていた方が良い。何か理由があるのだとは思うが関係者の再考や働きかけをお願いしたい。(2023/5)

さあ、行こうか。

カヤックを押し漕ぎ始める。顔をあげるとすぐ目の前に『横島』が見えている。予報では午後から風が強くなりそうだったが、この時点でそれなりに風が出てきている。

左が目指す横島、右は島に見えないが『大島』大島へは橋で渡る事ができる。
戸尺鼻の岩礁。

横島へ向かう途中は『戸尺鼻』の岩礁群へ寄り道して竿を出すが全く反応が無い。適当に諦めて横島へ船首を向ける。

横島。

横島は森に覆われた大きい島と、岩が剥き出しになった小島が合わさった形をしている。

横島。
こちらから見て左側に岩の小島。あの上に三角点があるらしい。

あの岩の上には三角点もあるらしい。見れるものなら見てみたいと思っていた。
Google earthなどでみると三角点のある岩場は島とは独立した小島のようになっているようにも見える。もしかしたら岩登りの必要もあるのかな?と思っていた。

岩が露わになっている。木も生えている。
横島の大きい方の島、浜があるようだ。
横島の近くの海上に見られた黄色の棒。大村湾で見られるこの種の棒としてはかなり大きい。
岩をじっくりと観察。
こっち側は比較的傾斜が緩やかである。
岩を回り込んできた(岩の南側)大きい島とは完全に分離されていて独立した小島であることがわかる。(写真を拡大するとわかりやすい)全体的に登坂は難しくは無いが、滑り落ちると痛そうという印象をもった。
ごっつごつ。
ちょっと上陸して岩を偵察。
あの岩。

まずは島を軽く一周しようと思っていたのだが、つい我慢出来ずに上陸してしまった。

軽く偵察後、やはり、とりあえず島を一周しようと思い船へ跨り漕ぐ。海岸を観察しながら進むが、岩場に謎の石柱が立てられている。それが何箇所もあるのが気になった。

戸尺鼻でも見られたが、岩に石柱が建てられている。
あちこちで見られる。誰が何の目的で?
印象に残った大岩。
ここで初めて石垣を見る。
この浜でも上陸。場所は島の南西側。
上陸した所。
上陸地点を逆から撮影したところ。

上陸地点はキャンプでも出来そうな牧歌的?な雰囲気がある(気のせいかもしれん)

ちょっと歩くと赤レンガで作られた何かがあった。やけに黒い溶岩のようなものに埋もれていて不思議だ、なにがどうなったらこうなるのか?まったくわからない。

赤レンガの遺構、この黒い溶岩のような物は何?アスファルト?

近くの浜の岩もすこし妙。

地面の様子。
良くはわからないけど、噴火に由来しそうな雰囲気を醸しているのだが・・・?

横島はその昔、海軍の水雷隊の施設もあったと言う、それらと何か関係あるのだろうか??何かわかれば追記するなりしたい。

※ちなみに水雷とは、魚雷・機雷・爆雷などの総称である。全て水中で爆発すると言う特徴をもつ。

その後、上陸地点地点でみた花を撮影し・・

ハマナデシコ
何故かグラジオラスが咲いている横島である。グラジオラスの自生種は日本には存在しないため、鑑賞目的で持ち込まれたのかも?

この後離岸し、再度漕ぎ出す。

他の場所では島では数少ない桟橋の遺構もあった。
浜らしきものも見る、浜に見えるが急に水深が深くなっている様にも見えた。
こう言う岩の表情を見るのも個人的な楽しみだ。

と、こんな具合で島を一周。予想していた以上に遺構があって楽しい島だな、という印象をもった。

これからあの岩に登りたいのだが、隣の岩から飛び移るのは無理っぽい。
再度上陸。

じっくり観察して判断するとしよう。

時間はたっぷりあるのだからね。

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