登山

2021年11月15日(月)

鳴鼓山・宇土山・烏帽子岳・師匠手山でハイキング

2021年11月3日に歩く。

夏の間、僕はカヤックばかり漕いでいたので、久しぶりの登山だ。

この日は長崎市と時津町の市堺に位置している鳴鼓岳と烏帽子岳などを歩いてきた。
歩いたとは言っても、いつものごとく本格的な登山からはほど遠くハイキングといった趣き。

時津町と長崎市の市堺にある山。
鳴鼓岳からは時津港が近い。
この日のGPS航跡データは拡大して見てほしい。ちなみに駐車場までの行程は右下の拡大図が参考になるかも。

いつものガイドブックでは麓にある『左底(さそこ)バス停』がスタート地点となっているが、僕はバイクで走ってきたので鳴鼓岳自然公園の駐車場からのスタートとなる。この駐車場の標高はすでに約190mになっている。なんとなくズルをしている気もするが、そこは気にしないでいこう。麓から舗装路を歩けば良いってもんでも無いだろうし。

駐車スペースから、時津の町・港、そして遠くは長崎空港まで望める。ここからの眺めは最高だ。
なかなか良い眺めだ、黒島、二島、崎野自然公園も見えた。
鳴鼓岳公園の略図と、右奥にはお手洗い。ここから山へ入る。
鳴鼓岳公園の看板。
登り始めはこんな感じ。
何度か道を折り返して稜線へ向かう。
この季節は花は少なく、どの山でも見られる『マルバダケブキ』だけを良く見る。

途中の道はしっかりとしているし、道標も完備されているので迷う事は無いだろう。

稜線まで上がると、第一展望広場への分岐の道標があり第一展望広場へ向かう。
すぐに到着。

広場とは言うが広くは無い、というよりいきなり坂だ。
坂を登ってゆくとベンチがあり、そこからの展望を楽しむ。
展望はすばらしいが、駐車場の前から見る風景とあまり代わり映えしない。
道を戻って、芝生広場へ向かう。写真は鳴鼓岳公園の稜線の様子。
芝生広場へ到着。

芝生広場はピクニックに良さそうだが、夏は暑いだろう。この季節が一番良いかも知れない。

広場の奥には電波を反射する板があるのみ。

芝生広場から戻り鳴鼓岳を目指すが、途中に『至 日並』の道標がある。ガイドブックには書いてないが日並方面のピークを踏みたいので寄り道する。

この道標が目印、日並へ向かう。
日並へ向かう途中。道は細く、若干道がわかりにくい。コンパス・赤テープを良くみて進む。
途中見た手製の道標。

赤テープと踏み跡を辿って進むと目的の宇土山へ。

宇土山に到着。
山頂標。標高場304mとある。
宇土山には三角点もある。

ここにある三角点は『宇戸山 三等三角点』だ。“土”では無く“戸”となっているのは間違いではない。

この後は来た道を引き返して鳴鼓岳へ。

軽いアップダウンがある程度で緩やかな道であった。

鳴鼓岳の山頂
鳴鼓山山頂、別角度で。

鳴鼓岳の山頂は登山道の上にあり展望も無いため、山に登ったという感じがしない。
休めるような雰囲気でも無いため、そのまま歩いて通過する、そんな味気ないピークだ。

途中でみた杭、十が3つで三十(丗)
烏帽子岳直下は急坂だが距離は短いので一気に登る。
烏帽子岳の山頂。真っ先に目に入るのが初めて見る「長崎県要塞区域標」の石柱。

1900年(明治33年)要塞地帯法が公布され、全国各地に要塞司令部が設置された。要塞地帯は、基準点から一定の距離が決められ、第一地帯、第二地帯、第三地帯とされ た。要塞を中心とした一定範囲の地域で立ち入りや写真撮影、地帯内の水陸の状況測量、模写、録取、建築物の増改築など、他多くの制限事項が 設けられ厳しく制限され罰則も科された。

烏帽子岳からは南方向(滑石峠方面)へ降ってゆき、岩がちなコルを通過して登りかえすと、登山道から少し外れて『師匠手山』の道標のあるピークへ。

師匠手山の山頂標があるピーク。

師匠手山はどういうわけか虫が多かったので、烏帽子岳へ戻りここで昼飯。

カップラーメン、おにぎり、おかし。
お茶も飲んで水分補給、繰り返したっぷり飲む。

この後はピストンで戻り、バイクで帰る。

おつかれさま。

サクッと歩けて、久しぶりの山を満喫できた。次はどの山を登ろうか。

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