カヤック

2023年05月27日(土)

大村湾 竹島(前ノ島、竹島周遊)

前ノ島を一周した後は、そのまま竹島一周に切り替えて楽しむ。

現在地は前ノ島と竹島の間で、北側の部分となる。

前ノ島と比較して大きい竹島、リアス式の複雑な形をしている。

なおシマダス上での島名は『竹ノ島』となっているが、その他地図では『竹島』と記載されている事が多いようだ。
また規模としては前ノ島の大きさが面積で0.03k㎡なのに対して、竹島は0.08k㎡となっている。

竹島の様子。

竹島には現在2人が暮らしているという、近年ではオリーブの栽培も試みていたらしいが現在では行われていないそう。

今このように海の上で船から島を見ている。
島民の数に比して船の数が多いのではと思ったが、どういう事だろう・・・。
島で仕事をしている人が多いのかなあ。

島の周りにはたくさんの筏が浮いている。漁具などが保管されているようだが。
経済活動が行われているのだな。
こちらはゴミだらけの浜。
電柱もみられる。
一列に綺麗に並んだブイ。

前ノ島同様、こちらの島でも牡蠣の養殖が行われているらしい。
牡蠣の養殖のブイはこのように一列に並んでいる事が多いようだ。

こちらは島中央ぐらいにある入り江。上陸しては見てないのだが、廃墟らしい建物もある。

この集落の近くでは海へ続くレールが残されている。海で採れた何かを島へ運んでいたのか。
それとも船をそのまま島へ引き込んでいたのか。いろいろと想像がふくらむ遺構である。

海の中へ入るレール。
こちらは廃墟。2階は崩落して、あっち側が見えている。

電柱も見られる。近くに他の建物があるようだ。

他の場所。針葉樹がみられるのだが、なんとなくだが植林では?という印象を受ける。
島の南西部分から、小さな入江へ入ってゆく。
ゴミを捨てないで下さい。ゴミの無い環境づくりが私達の願いです。
浜は牡蠣殻だ。ギザギザしているため僕のカヤックとは相性が悪い。
ゴミや貝殻等を捨てないで下さい。西海市。

貝殻を捨てないでください、とは誰に向かって言っているのだろう?
誰かがここまでやってきて貝殻を捨てるのだろうか、そんな事するぐらいなら、そのまま海底に撒いた方が早いだろうに。島の中で牡蠣殻を剥いているのだろうか?

廃船
綺麗に積まれた石垣
廃船?
島の周辺はゴミも多い。
島の西側

と、こんな感じで竹島を一周してきたわけだが、今でも漁業で使われているし、島では生活をしている方もおられるため、写真掲載数は少なめである。気になる人はカヤックを買って自分で見てみるのも良いかもしれないね。

出艇場所へ戻ってきた。

と、言うわけでこの年(2022年)のカヤックはおしまい。

なお、前回の前ノ島のブログも同様であるが、何かわかれば加筆するかもしれないし、
記事そのものを削除する事もあり得る。


カヤック

2023年05月11日(木)

大村湾 前ノ島(前ノ島、竹島周遊)

この日は西海市に属する大村湾の前ノ島と竹島周辺を巡ってきた。
この周辺には他にも三島、勘兵島などもありちょっとした多島群を構成している。

ちなみに前ノ島一帯は大手ジュエリーブランドである田崎真珠の発祥の地でもある。
一時期は無人島と化したが、噂ではあるが今は1世帯、住人もいるらしい。
現在でも島の周辺では牡蠣の養殖も営まれているという。

前ノ島の位置、長崎県西彼町大串郷。
拡大可能です。

前ノ島をGoogle Mapsで見たい方はこちら。
https://goo.gl/maps/s3fyXAo1D8FeENYX7?coh=178571&entry=tt


出艇場所到着後、いつもの近所の男性に話しかけられたため出艇風景の写真を取りそこねてしまった。
この男性、私は何度も会っているのだが、僕の事はまったく覚えてないらしい、しかしカヤックを組み立ててるのは僕ぐらいしかいないと思うのだが・・まあいっか。

また写真もたくさん撮影してきたのだが、有人島のためどこまでブログ上に掲載して良いのか判断しかねる部分もあるため掲載数は控え目となっている。

さあ出艇後、前島の北側から接近して反時計回りに見て周る計画で進めてゆく。

前ノ島へ向かう。目の前に見えている大きく膨らんだ島は三島である。
今日も凪な大村湾は湖のようだ。
前ノ島の北側の岸の様子。

まずは前ノ島の北側から接近してゆく。
前ノ島の面積は0.03k㎡、これは野球場の約1/3程度の面積に相当する。

露岩が見えてくる。
進んでゆくと岸にコンクリートの土台が見えてきた。

ここで最初の集落?を見る、陸では建物と朽ちたバスがとまっていた。
一見すると廃墟のようにも見えるが、どことなく人に使われているような雰囲気もある。

海の上から写真を撮っていると後ろから船が近づいてきた、そのまま船は島へ進んでゆく。
目があったのでペコリと頭を下げると相手も応じてくれた。
そのまま見ていると前島の岸に接岸して上陸されていた。
どうやらお仕事のようである。近寄って話しを聞いてみたいと思ったが・・とりあえずやめておくか。

その後もパドルを漕いで反時計周りに進む。

島の西側にある建物たち、作業小屋のようだ、朽ちたバスも見られる、まだ仕事で使われているらしい。
放置された漁具。
このような遺構も見られた。
柿の木に実が成っている。
こういう場所は漁具、網などを広げて修繕したりする時に使うスペースだと思うが、違うかもしれん。
筏と小舟、煩雑としているため、使われているのか放置されているのか判断がつかない。
前ノ島の南西ぐらいの場所。
漁具
島の南側、右に見えているのは竹島。
前ノ島の岩

日本シームレス地質図によれば、この周辺の地質は『三波川変成岩類(m9/高圧型)』(さんばがわへんせいがんるい)という事らしい、約1億2000万年前〜6000万年前に地下深くの強い圧力で形成された三波川変成岩類との事だ。

簡単に言うと三波川変成岩類は元々は火山岩や堆積岩などの別の種類の岩石だったものが、地下深くで高温・高圧の環境下で長期間にわたって変化したものらしい。その結果として、新しい結晶が形成されたり、元の岩石が変形して褶曲(ふっきょく)することで、新しい岩石が作られるのだと言う。

ちなみにこの地質はこの島に限った事ではなく、西彼杵半島の大部分がこれのようである。

集落が見えてくる。

前ノ島の南端を回ってゆくと建物が見えてくる。
建てられたばかりのような綺麗な建物もある。

人の生活もあるので写真掲載は少な目です。

左手の比較的綺麗な建物は、田崎真珠が所有している建物らしい、なにやら記念館的な建物なんだとか?
その他、1世帯と言われる島唯一の住人が住んでいると思われる建物もこちらにある。
島に上陸してみたい気持ちもあるが、いきなり知らない男が上がってくるのも島民からすれば怖いと思うので考えようである。よくわからないが酒でも持って仲良くなりに来た風を装って・・いや余計怪しいな。

集落を抜けて島の北側まで来た。

と、いうわけで前ノ島をさくっと周ってみた。
正直ワタシには有人島探索はとてもハードルが高い。

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