登山
2019年09月22日(日)
雲仙市の九千部岳から山一面のヤマボウシを観る
2019/5/12
ずいぶん前の話しだが、九千部岳にヤマボウシの群生を見に行った件で記録をつける。
みなヤマボウシを見に来たのだろう、登山客でいっぱいだ。
靴紐を結び直しながら、青空に綺麗な飛行機雲を見る。
準備をすすめていると、周囲からどよめきが起こる。
空を見上げると、飛行機雲が綺麗なクロスを見せた。
さあ、歩きはじめよう。
前を歩いているパーティーの歩みが遅く、パーティーの一員として、紛れながら登っていたら「お先にどうぞ」と言われてしまう、そこからは何人もの人に気を使いながら追い抜かす。これは骨だし、ペースが乱されてしまう。
林相は序盤は平凡だが、高度を上げてゆくと雰囲気もよくなってくる。
九千部岳は山頂に近い場所に大岩があり、その上からの展望が素晴らしい。
目の前に見えている海は橘湾。その奥には野母半島、右手には大村湾や多良山系の山々も見える。
道なりに登ってゆく、途中に道標があるが一旦無視して山頂へ進む。
山頂から一度登ってきた道を戻って山頂直下の道標から九千部大明神を見にゆく。
洞窟の奥の写真はここには載せない、神聖そうな場所なので掲載がためらわれる。
この後は九千部岳山頂へ戻って、そのまま越して進む。
漫然と歩いていると脇道がある事に気が付かない。
岩から降りて下山を続ける。
下ってゆく途中で左側の枝にさりげなく赤いテープが巻いてある。
よく見ると踏み跡があるので、進むと隠された展望所があった。
この場所だがガイドブックに掲載されている写真のアングルと同じで、ヤマボウシが立体的に見える、ヤマボウシ鑑賞に最高のスポットだ。
下山途中でこんなものを見つけた。
意外と知らない人がいるので紹介したい。
アワフキムシの幼虫が自分の排泄物を泡立ててその中に隠れているのだ。
天気もよく充実の山歩きが楽しめたと思う。なかなか良い登山なのでまた機会があれば訪ねてみたい、秋には紅葉も楽しめるそうだ。