カヤック

2023年01月30日(月)

大村湾 西海市大串郷 三島・勘兵島を巡る。#3 三島西岸

勘兵島を一周した後は再び三島を漕ぐ、次は西岸だ。
漕いで行くが東側と違いこちらは人工物が多い。様々な漁具、建物、廃墟?が見られる。
だが、いろいろあるわりには写真は少なめである。

作業小屋などが見られる。
上の写真とはまた別の小屋、沈んだ船と一緒にあるため、打ち捨てられた小屋にも見えるが・・
近くの海底、牡蠣殻と、漁具が沈んでいる。

この辺りでは牡蠣の養殖が盛んのようだが、アコヤガイのような殻も見る事ができる。

こちらはゴミだらけ?・・整理整頓は苦手なようです。
相変わらず沈んだ船、海に沈めてしまうのが最も経済的な船の廃棄方法って事もないか・・・
どうやって持ち込んだのか、軽トラックの姿も見えたが、完全に朽ちている。
小屋?もある、こちらは住めるような、まだ使えそうな?それにしてもカーテンがビリビリに破れているため殺伐とした雰囲気を醸し出している。
なんとなくだが鍵は閉まってそう、手前は破れた網などを修理するような場所では。繁盛期には泊まり込みで作業などしていたのか?いろいろと妄想が膨らむのである。

他にもいくつか写真があるんだけど、ちょっとセンシティブ?な感じなのでここには掲載しない。
ただひとつ、一見して使われてないような洋上の小屋があり、近寄ってじっくり見ると小屋の中の時計が動いていたため、そこは作業小屋として今でも使われているのだろうな・・と思った。

もし機会があればどんな仕事をしているのか、話しを聞いてみたいものだ・・

と、こんな感じで今日は三島、勘兵島の二つの島を周った。
ちなみに後日、となりの2つの島も周って遊んできている。

カヤック

2022年12月14日(水)

大村湾 西海市大串郷 三島・勘兵島を巡る。#2 勘兵島

三島の東岸を周って島の南側にある海の上の祠を見たあとは、いったん三島からは離れて勘兵島を時計回りに一周した。

勘兵衛島の北端にある海の上の祠と鳥居。

さて勘兵島(かんべえじま・かんぺえじま)だがシマダスによれば面積は0.05㎡、昭和48年頃には1世帯を数えていたらしいが、現在は無人島のようだ。

勘兵島を時計回りに進む。ここは島の北側で右側が島。
勘兵島も緑豊かな島である。
縞々模様が特徴的な岩。

ところどころで静かな入り江があるので、漕ぎをやめて竿を投げてみたり、漕ぎをやめて漂い海を楽しんだ。

なぜこんな所に停めてあるのか分からない船。
勘兵島の東にある無人島なのだが、この島が国土地理院の地図には記載が無くミステリアス。
ちなみにヨットチャートには記載がある。
静かな入り江で釣り。

たまに跳ねている魚がいてたぶんボラじゃないかと思うが釣れない。

釣れたら釣れたで楽しいが、釣れないなら釣れないで楽しいのが釣りだ。
(これは僕だけかもしれない)
僕などはただ竿を振ってルアーを投げているだけで楽しい。

汚れた水である。
勘兵衛島の南。奥から海水が流れてきているのがわかった。手前は静かなのに奥は川のように流れている。
勘兵衛島の西の岸を漕ぐ。左に見えているのは竹島で何かの作業場が見られる。真珠か牡蠣の養殖場かもしれない。

勘兵島をぐるっと周ってきたのだが、この島にはほとんど人工物らしいものが無い。
唯一目立ったのが北側にあった電信柱である。
また今回はカヤックで寄せられそうな浜なども見当たらなかった。潮が満潮気味だった事の影響もあるかもしれない。

勘兵島で見られた電柱。おそらくここを経由して三島へ電気を送っていると推測する。
勘兵島の北、海の上の祠へ戻ってくる。これで勘兵衛島一周完了。
戻ってくると完全に足場は水没していた。
現在潮位192cmとの事。

勘兵島を一周したので、ここからは三島の西岸を漕いで行く。

カヤック

2022年10月20日(木)

大村湾 西海市大串郷 三島・勘兵島を巡る。#1 三島東岸

この日は大村湾の三島と勘兵島を周って遊んできた。
三島と勘兵島は西海市に属する島で大串郷の島だ。すぐ近くには前ノ島や竹島等もある。

三島・勘兵島の位置。大村湾の北西部、大串湾内にある。
GPSの航跡、拡大可能

おなじみの出艇場所である横浦の階段状スロープから船を出した。

離岸

いつもの如く途中は竿を出しながら島へ向かった。
途中チヌが釣れたりして(リリースする)楽しみつつ進む。

目の前に見えているひときわ大きく膨らんでいる島が『三島』で良い目印だ。
途中チヌが釣れた。いつもバス用のルアーを使っている。なんとなくだが緑色は実績が高い気がしてお気に入りのカラーだ。
三島に近づいてきた。

三島は国土地理院の地図によれば標高は59.4mとある。カヤックで近づき海上から見る三島はなかなか大きい。あの山の上には三角点もあるらしく、いつか訪ねてみたいと思う。

さて今日の計画だが、今日は三島と勘兵島という2つの連なった島を効率良くまわるため、三島の北側から入り三島と勘兵衛島の東側を見て、次に両島の西側を周ろうと決めて漕ぐ事にした。

三島を北側から時計回りに進む。

三島は樹木に覆われている。どこか上陸して休めるところは無いかと目を凝らしていたが、適当な場所は無い。一部石垣なども見られたが写真は無い。

島の周辺にはブイも浮いており、もしかしたら牡蠣の養殖場かもしれない。

島の周辺は複雑な地形を利用して牡蠣の養殖が盛んだと言う、これらのブイもそれなのかもしれない。
島の南側にある廃屋。何の施設だったのか?謎である。真珠の養殖場だろうか。

廃屋は気になったので近寄ったのだが・・

残念ながら僕のカヤックでは上陸が難しい。小さい浜は牡蠣殻が敷き詰められているため、布製のカヤックは破れてしまいそう。
こちらはゴミがすごい。
廃屋の近くにある、壊れた小屋。なにかの作業をしていたのだろう。
廃屋の近くにある、浮いている小屋、使われているのか放置されているのかの判別がつかない。
大村湾で良くみかけるこの手の船たち、同じく放置されているのか何なのか判断できない。良くわからないが廃船にする金をケチって放置しているのかも知れない?

三島の東側だが、緑豊かな島で所々で廃屋なのか、何なのかわからない建物等もみられた。さらに下って島の南までやってくると、まったく予想して無かった、三島と勘兵島との間に鳥居があった。

右が三島、左が勘兵衛島だ。

この2つの島が最も接近する場所に海に浮かぶように祠が祀られている。

勘兵島側に鳥居と祠がある。
コンクリート製の土台があり潮が満ちてくると水没する仕組みのようだ。
鳥居には『海水竜王菩薩』と書いてある。

大村湾の他の場所でも見られる神様で、もしかしたら海の世界ではわりとポピュラーな神様なのかな?

裏側にカヤックを寄せて上陸させてもらった。

まだ完全には陸は水没していない。
鳥居はコンクリート製かな。
小舟を係留できそう。
今は上げ潮、これからどんどん満ちてくるよ。
海水龍王大菩薩と書いてある。
昭和53年3月7日、網代郷中と書いてある。
鳥居の裏から三島方向を見る。
別角度から。

この後は勘兵島の東側を漕ぐ。

このまま三島の西岸を見たい方はこちら

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