登山

2023年01月30日(月)

シャクナゲの花を求め、鳥甲山、二合半岳、大花山を縦走

昨年の5月の山行記録をつけわすれていたのでここに書きたいと思う。
この日は海況がいまいちだったので、久しぶりに山を歩く事にした。今日訪れたのは大村市の『鳥甲岳(とりかぶとだけ)』

鳥甲山の位置、大村市にある。
鳥甲山、しゃくなげの里河畔公園からのスタート。
GPSの航跡データ、拡大可能。

本日のスタートは大村市のシャクナゲの里河畔公園。お手洗いも駐車場もある。

シャクナゲの里、バイクなので適当に停めておく。

ここから登山口まで林道を歩いて行く。

とてもいい感じの田舎道。

少しの間道なりに歩いてゆく、途中は右手にとりかぶと自然学校の施設を見送る。すぐに鳥甲山の大鳥居が見えてくる。

鳥甲山の大鳥居。

この鳥居、鉄製なのだが劣化が進んでおり錆がひどい。そろそろ補修が必要かもしれない。いちおう下を潜るときには頭上には注意した方がいいかも。

その昔今の自然学校があった場所にそうめん流し※があり、その経営者でもあり鉄工業を営まれていた方が市に寄付したものだと聞いている。すでに故人のためメンテナンスは難しい。

※『そうめん流し とりかぶと』は夏季限定、そうめんだけではなく、鮎(塩焼き)、鯉(鯉の洗い)等の料理も供していた。鉄の檻がありイノシシも飼っていたそう。

鉄製の鳥居は風化が進んでいる。

鉄製の鳥居には『摩利支天』の文字が書いてある。

錆がひどい。

大鳥居を抜けてすぐ、左手に小さい鳥居が2つ出てきてここが登山口となる。

鳥甲山の登山口。
鉄製の小鳥居。
こちらの鳥居も錆ついている。

道を進むと途中は右手に私有地があり通過する。すこし歩くと再び林道へ合流する。

林道へでる。道の向こうすぐそこに登山口がある。
第2登山口。こちらも鉄製の鳥居。

さあ、ここから山歩きのスタートだ。

朽ちそうな看板。
針葉樹の森。

道はしっかりとついており、迷う事はなさそう。

雰囲気は悪くは無い。

途中は春の花等をみかける。

キンラン
コアジサイ
シロダモ、白い部分は若葉。
タブノキ?
最後には急坂が出てくる。この登りの右側に二合半岳への分岐があるが、登る時は見えにくい。

急坂を登りきると稜線に出て道標がある。摩利支天宮と鳥甲山の分岐だ。

登りきると分岐があり道標。右へ進んで『摩利支天宮』をまずは目指した。鳥甲山へは後で向かう。
この季節、この周辺で多くみかけた腐生植物のギンリョウソウ。

分岐から130mで『摩利支天宮』に到着。

ここにも鉄の鳥居。
ドブ漬けじゃないのね。

鳥居を潜るとちょっとした広場となっており、摩利支天宮が祀られている。

広場
『鳥甲摩利支天?』

摩利支天は日本では武の神として捉えられる事もある。

となりにも祠?が2つ、右は日露戦争の勝利を祝うものか?(解願記念と書いてあるため)

摩利支天に戦勝の願いを託していたのかも知れない。

お賽銭を置く(56円)ポッケにはいっていたお金です。
摩利支天の裏にも踏み跡は続いている、地図には無い道だ、どこに続いているのだろう。
蝋燭を立てる台だと思う。
摩利支天付近で見られた、ハイノキ。

この後は途中の分岐まで戻って)『鳥甲山』を目指す。

鳥甲山とあるが、こちらは騙しピーク。さらに先へ進む。
トンネル状の道。残念ながらシャクナゲは終わりかけている。
遠目にシャクナゲ。
鳥甲山到着。
山頂標札、オレンジハイキング。

この後は分岐まで戻って往路を下る。途中に左側にさりげなく分岐があるので、見落とすのだが、たまたま出会った人に道を教えてもらい復帰する。

分岐を見落とす。ここを左へ入る。右だと復路。
途中にある分岐。

最初の分岐までは高度を下げる。その後は登り返しつつ3つのコブを超え進み『二合半岳』に到着した。

二合半岳山頂の様子。
少し早いがここで昼飯を食う。カップラーメンとアルファ米のライスカレー。
二合半峠。
道中みかけた小鳥の卵の殻。
途中にある岩場だが、ちゃんと道がある。
大花山変到着。

特に展望もなく寂しい山頂である。

こちらには三角点あり。こ

この後は二合半峠までピストンで戻り、あとは林道を使って下る。

かなり降ってきた所に水場。
摩利支天の鳥居を潜り。
オオジバシリ?
バイクを回収して帰る。

おつかれ様でした。

登山

2019年06月30日(日)

雲仙の鳥甲山、断崖から九千部岳を望む

2019/5/12

すこし前に島原の鳥甲山へ登ってきたので記録を残す。

雲仙の鳥甲山は、雲仙市国見町に位置している。
雲仙岳の北方は奥雲仙とも呼ばれ、西側にある吾妻岳、鉢巻山、千々石海岸と千々石断層が走っている。上の絵で奥に見えているのは諫早湾と有明海、その奥は諫早市となる。

この山の周辺は千々石断層の落差が最も大きい所で、450mほどもあるという、それもあって鳥甲山の山頂近くには崖があり見通しが効くそう。

GPSの航跡、クリックで拡大可能

今日もバイクを走らせてきた、途中はすこし肌寒く長袖を着ていて良かった。ここトレイルセンター前でもすでに標高は600mを超えている。途中は左手に牧場があり毛並みの良い牛が草を食むっていた。

旅の起点となるのはここ田代原トレイルセンター、九千部岳・吾妻岳など自然歩道の拠点となる場所だ。

また近くには田代原キャンプ場もあり県民の憩いの場として利用されている。

田代原トレイルセンターには駐車場もある、バイクを脇に停めておく。
田代原トレイルセンター、中では千々石断層や九千部岳、田代原の展示物を見る事もできる。

ここから、田代原牧場の牧柵(ぼくさく)に沿って進み、しばらくの間、遊歩道の散策を楽しむ。

田代原トレイルセンターから県道210号線を跨いだ所に道標と案内板が立っているのでそこがスタート地点となる。
田代原周辺案内図
田代原牧場沿いに歩く道だ。
ヤマアジサイの仲間?
途中2ヶ所に東屋がある。
途中に九千部岳への登山口がある。
近くにあった案内図
鳥居が見えてきて県道分岐へ到達する。
ここから車道を歩いて鳥甲山登山口を目指す。

気持ちよくトレイルを歩いていたら、途中からアスファルトの道歩きがはじまる。運動がてらに軽く走る事にした。途中は車が走っているのですこしこわい。
じきに鳥甲山の登山口へ到着する。

鳥甲山登山口、車止めのチェーンが張ってある。

鳥甲山に行くだけなら、この道路脇(左側)に車やバイクを停めた方がてっとり早い気がした。登山口からもしばらく林道歩きが続く、人通りは無い。

しばらく退屈な林道を歩いて進む。こういう場所でしか見ることが出来ない時速20kmの交通標識
宝鐸草(ホウチャクソウ)かな?

林道を終点まで歩くとそこにNTTの無線中継塔がある。
ちなみにこの中継塔の柵の周りをぐるっと一周してみたが特に何も無かった。

林道を進むと、NTT無線中継塔

ここからちょっとわかりにくのだが、この中継塔から10mぐらい引き返して、良くみると山の中へ入れる踏み跡がうっすらとだがある。

道に見えないが道、この時は赤テープがあった。

ここから道は有るような無いような。そんな樹間を抜けてゆくようなコースからはじまる。

ありがたい事に赤テープが小刻みにあり見て進める。

ところどころで強い踏み跡がある。最期は急斜面を登ってゆくと、鳥甲山のとても狭い山頂へ出た。

畳2枚分ぐらいの狭い山頂で、周囲は木に囲まれていて展望は無い。
山頂には三角点がある『平石 三等三角点』で標高は822.00mとある。

ここから、かなりわかりにくいが、鳥甲山の山頂表札の左奥に隠れた抜け道がある。

抜け道に見えないが抜けてゆける。山頂の手製表札は『臼木市山岳会』

雑木のトンネルをガサガサと抜けると岩が出てくる。

数メートル歩いてゆくと大きい岩があり、岩の上に慎重に乗る。
このあたり無理すると崖下に転落するので無理をしないようにしたい。

この岩から見る景色が本日のハイライトだ。

岩場からみる『九千部岳』と、そして眼下には『田代原高原』

すばらしい展望に思わず目を細めるのあった・・・。。

パノラマで見るとこんな具合だ。
鳥甲山の岩場付近で見た『ヤマボウシ』の花
こちらは色鮮やかな『ヤマツツジ』

この後は狭い山頂へと引き返すが、のんびりと昼飯でも・・と思ったが、羽虫がたくさん飛び回っており、ゆっくり出来る雰囲気ではないので、早々に引き返す。

林道と車道を黙ってあるいて田代原トレイルセンターへと戻る。

最後に田代原トレイルセンターの中で展示物を見て帰った。

行程が長いわりには、あっさりと終わってしまった。近くのベンチでラーメンを食べてバイクで帰る。

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