カヤック
2019年04月02日(火)
大村湾漕査
去年バイクで大村湾を一周しながら、カヤックで乗り降りできる場所を探して周った。
訪ねてみたい島に出来るだけ近い海岸からアクセスした方が効率的だし、海の上で何か問題が発生した時に、最寄りの上陸可能な岸を知っていたいとも思った。

しかし大村湾の全容を把握する事は簡単ではない。
そこでやはり実際にカヤックで大村湾を一周してみるのが、時間はかかっても確実であるという結論に達する。つまり『大村湾漕査』である。漕査という言葉は聞いたことがないので造語かもしれない。
踏査という言葉があるのだから、漕査という言葉があっても良いだろう。
実際に漕いで調べようという事だ。
しかし大村湾一周は、言うほど簡単では無い。
僕が考えている大村湾一周の方法論は、キャンプ道具などを積み込んで一気に漕行するのではなく、何日にも分けて少しづつ漕ぎ進み、小さな旅をつなぎながら、情報の収集をすると言うものだ。

しかし今この文章を書きながら、なぜ私がこんな事をしなければならないのかという気にもなってきた。なぜするかと言うと情報が少ないからに他ならないし、他にカヤックをやってる人を知らないからである、僕は長崎はカヤック天国だと思っていたのだが、この情報の(ネット上での)少なさはどうした事だろう。長崎県のカヤッカーたちはネットをつかって自分たちが知り得た事を公開する事に興味が無いのかもしれない。もしくは取扱注意情報につき、公表を自粛しているのか・・
これは愚痴と言うわけではない、その情報を調べる事が僕の新しい遊びなのだ。
大村湾を一周するのに、小さい旅を小刻みにつなぐ必要があるのは、単純な理由で僕も仕事を持っているためである。
もしも僕に自由に出来る時間がたくさんあったなら、こんな調査はあっという間にやり遂げるだろう。
つまり時間さえあれば誰にでも出来るはずなのである。
なので休みの日などを利用してすこしづつ調査をしたいのだが、大村湾の東側は海から近いところに駅もあるので、漕ぐだけ漕いで列車(大村線は電車ではない)で帰る事も可能だが、西側は鉄道が走ってないので、ここが考えあぐねているところだ。さて、どうしたらいいものか・・今のところ具体的なアイデアが無い。
場所によってはタクシーを使う必要もあるかもしれない、バスを利用しての移動にも慣れなる必要がありそうだ。
とりあえずやるだけやってみようか。
どんなに下調べをしたとしても、わからない部分は出てくるのだから。
とりあえず、大村湾の東側を中心にして調べをすすめてゆこうと思っている。
ーーー調査項目メモーーー
・駐車場の有無
・満潮時でも利用可能な岸かどうか
・幕営・野宿(ステルスキャンプ)可能な場所があるか。
・商店の有無(食料・飲料水の調達)
・銭湯・温泉の有無
・バス、鉄道など公共交通機関へのアクセス