カヤック
2019年05月17日(金)
大村湾 漕査 第3レグ(三浦半島(西部町))〜大村市最南端
大村湾の漕査第3回目、今回も前回の続きから、三浦半島(西部町)のスロープから出艇して、大村市最南端を目指す、その後は大村市と諫早市の市堺、今村川を遡上、その隣の真崎川を遡上、次回出艇場所を探し、調査後は西部町へ引き返す。
バイクを走らせて、本日の出艇場所へ到着。国立精神医療センター近くのスロープを使って海へ入る。
岸をじっくり観察しつつ、印象的なポイントがあればGPS上にプロットして記録して進む。いったい誰のためにこんな事をしているのか、他でもない自分のためである。
Google Mapsで見てもどうなっているか分からなかったのだが、なるほど、こうなっていたのか。
正確にはわからないのだが、たぶんここは日泊湾の一部か?
基本的にこのような湾のスロープをつかってカヤックを出す事が良いのか、僕には判断が出来ない。カヤックを出すために駐車違反をすれば迷惑だし、カヤックを組み立てるのも港で働く人の邪魔になるかもしれない。カヤックで遊ぶ人が大人数になれば、それだけで暴力となる恐れがある。
実は2度ほどカヌーショップ、カーゴさんへお邪魔しようと思ったのだが、あまりにも入りにくい雰囲気(こわい)ので、外から店をじーーっと見るだけで精一杯で帰った。だいたい店に続く道が畑の脇道っぽいし、バイクもどこに駐車したら良いのかさっぱりわからないし、外観からは店に見えないし、とにかく入りにくい(笑)
カーゴから直線距離で1.2kmほど南にある、小さな浜。
カヤックで上陸・出艇するのに良さそうな場所だ。
(地図上では『出撃可能』と記載)
階段を登ってみると、こんな感じ、多少車を停めても文句は言われまい。
これで文句出たら釣りなどできないだろう。
※怒られても責任は持てませんので自己責任(人のせいにしない)でご利用ください。
ここで引き返してもいいのだが、漕査には中途半端な場所なためさらに進む。
溝陸町はすぐそこが諫早市なので、この辺りに住んでいる方たちの生活圏はほぼ諫早市なんだろうと思う。
今村川を遡上してゆき、出撃できそうな階段を見つける。
難しそうだがちょっと工夫すれば出艇場所としても使えるかもしれない。
カヤックを上流へ漕いでいると、犬の散歩をしていたおじさまに挨拶される。
良いチャンスなので川の名前を教えてもらう、ここはイマムラ川、隣の川はマサキ川というそうだ。
写真には写ってないが、けっこう大きい魚がたくさん飛び跳ねていた、銀色の腹がキラッと光ってみえた(あれは・・アジっぽいな・・)と思っていたら、跳ねたアジがカヤックのフロントボディに当たって落ちた。
水面にトンボが落ちてもがいていたので、パドルを使って救出。
しばらく羽根を乾かしていたが、すぐに飛んでいった。
その後は真崎川を遡上する。
カヤックの上からみる鯉のぼり、ここからしか見る事ができない特別なアングルだ。
よくこんな所に入るな・・と自分でも思う。
中には横穴もあって鳩と目があう。
引き返していると子供に挨拶されたので、挨拶を返す。
いい塩梅の浜で船から降りて近くを徒歩で探索。
下から見上げると、おじいさんがいたので、挨拶をするが聞こえていない。
めげずに大声で挨拶しなおしたがやっぱり聞こえてない(笑)
諦めていたら、おじいさんがガザガサと降りてきて僕のカヤックに向かってゆく。そこではじめて僕と目があったので3度目の挨拶。
岸に何かあったから見に来たんだと(さっきから何度も挨拶してるのに・・笑)
このおじいさん鎌をもっていたので、何かを採り(?)に来たのだろうか。
海岸沿いを歩いてゆき、視界から消えた。
ちなみにこの時話しかけたのだが、無視される。
かなり耳が遠いようだ・・。
すぐ上に道路があったので登ってみると、こんな感じ。
カヤックを組み立てるスペースもありそうだし、第4レグはここから出艇しようと決める。綺麗にまとまったなぁ。
今回は想定していた以上に綺麗に終える事ができたが・・・。
次回からは諫早市の沿岸を長与町へ向けて漕査してゆく。
しばらく埋立地がつづき、その後はアクセスが悪そうな海岸沿いを漕ぐ。
出艇場所がみつかる気がしないのだが・・どうなるかな。