カヤック
2021年07月04日(日)
大村湾 漕査 第22レグ(戸尺鼻〜早岐港)
2021年6月13日に漕ぐ。
この日は佐世保市の最南端に近い場所にある戸尺鼻のある半島から船を出して逆走、ハウステンボスの冲を漕いで早岐港へ入り引き返すという予定を組んだ。
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出艇場所に到着してすぐにカヤックを組み立てる。この場所はカヤックを出すのにとても良く、北は砂浜、南にはスロープが2つもある。駐車スペースも広く、ジェットスキーの出艇場所としてもよく利用されているようだ。
※この場所は私有地のため車両の駐車等が禁止、及び立ち入りが禁止されているらしい、半島の護岸およびスロープが私物とは思えないのだがトラブルを避けるため、また地元住民感情に配慮し、この場所を利用したカヤック遊びは控えておいた方が良いだろう。私も今後この場所を使って船を出す事はやめたいと思う、また豊かな大村湾をより魅力的な場所にするためにはこういう場所は少ない方が良いとも思う。レジャーで訪れる人も地元の人もお互いに嫌な思いをしないそういう方法を佐世保市、市議、県議の方にも考えてほしいと思う(2023/5)
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この浜は昔は海水浴場として使われていた事もあるそうだが今は遊泳禁止となっている。
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なお、この周辺は釣人の姿も複数見られた。タックルからは何を狙っているのかわからなかったが・・。
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今日は天気は曇の予報だったが、風が弱い予報だったので波も無いのかと思っていると、思ったより波が出ている。
まあ、このくらいの波はどうと言う事も無いのだが、海況というのは簡単にわからないものだな、と改めて思った。
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今日は行程は比較的短いはずなのでのんびり行こうと思う。
漕ぎ始めは、波がやってきてカヤックは少し波を被ったりしながら前進する。
今にでも降り出しそうな雲だが、この後は若干愚図つく程度で漕行には影響は無かった。
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鼻を周って進むと前方にみえてくるのがハウステンボスだ。
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鼻をぐるっとまわって、最初の出艇場所の北側の岸を見て進む。
ここからは急に波が静かになる。
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海岸線と海底を見ながら進む、今日はあまり魚の姿は見えないのだが、海底から突き出している大岩があった。前回のカヤックで大岩にチヌがへばりついているのを思い出し岩をめがけてルアーを投げて巻くと、何度目かに何かが当たってきた、チヌだと思うが走る感覚もあり、丁寧に巻いてゆくとやはりチヌで大きさは30cm程。これはキープ。
長崎鼻をまわり、久津浦へ入る。
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湾の入り口には佐世保市南部漁業協同組合の建物があり、傍に大きめのスロープもあるが、カヤックで使うと怒られそう(たぶん)
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さらに漕ぎ進み、大村湾の海水のもう一つの出入り口である『早岐瀬戸』が見えて来る。
早岐瀬戸は針尾瀬戸と比較すれば幅が狭いとは言うが、それでも広い所で200mはあるらしい、全長は11kmもある。
こちらの瀬戸は針尾瀬戸と違い大型船が通過できない、それは平均水深が3.7mしかなく浅いためである。
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早岐瀬戸の入り口もチヌの姿がみられ、体をよじっている様子も見られた。
ためしにルアーを投げてみるが、とにかく浅く根がかりがひどい。ルアーを回収するにに苦労した。
ここは僕のタックルでは相性が悪い、尻尾を巻いて情けなく退散。
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ハウステンボス正面の沖ではボラの姿が良くみられた。ボラが追っているのだろうか小魚も多く、水面を飛び跳ねていた。
ボラは食用の魚としてはあまり人気がなく、いわゆる外道というやつに分類されるようだが、釣ったことが無いので一度は食べてみたい。
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ハウステンボスの沖を漕ぐのもなんだか気が引ける(何も悪い事はしてないのだが)ので、まっすぐに漕いで早岐港へ入る。
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早岐湾の奥には大島と江上地区を結び橋『江上大島橋』があり、今日はここで折り返す事にした。
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この後は最初にチヌが釣れた場所へ戻りながら、釣りをしたが、何も当たってこない。
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粘り強くルアーを岸へ向けて投げていたが、チヌはどこかへ行ってしまったようだ。
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この後はカヤックを分解して帰るが、だんだん気温も上がってきて、分解するのに一苦労である。
これからの季節は熱中症に気をつけなければ。
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本日の漕遊びはここまで。今年はまだ梅雨は明けては無いのだが、天気もギリギリ持ってくれている。漕ぐ事ができれば漕査も順調に進む。僕も漕ぐ気満々、気力十分なのだ。