カヤック

2022年04月26日(火)

大村湾、川棚町の弁天島。

前回は小串浦の『葉島』を訪ねたが、その漕ぎで近くにある『弁天島』も見てきた。

弁天島の位置。
GPSでの航跡(拡大可能)左上の港は惣津の漁港で弁天島への距離はおよそ250m〜程度
葉島から弁天島は東へ約1km。
弁天島の様子。

弁天島と言うだけあって、遠くからも鳥居が見えている。

ちなみにすぐ近くにある港にも弁財天の社があるらしい。こちらはその奥宮になるのだろうか?何か関係はあるはず。

ちなみにこの島もネットなどを検索してもほぼ情報が無い。

西側から接近、どこか上陸できる所はないかな?
少し迷ったが、表参道の脇にある岩場にうまいこと寄せて停めた。
上陸、石の鳥居。
辯財天(弁財天)

鳥居を潜る前に、いちどお辞儀し境内へ入る。

鳥居の傍には手水舎?
朽ちた石柱なども転がっている、階段手前。
階段の(鉄製の?)手すり。
階段左にある石板、文字は何故か埋められており読めない。

階段を登ると、ちょっとした広場となっており、奥に弁財天を祀る社が鎮座している。

両脇には灯籠も。

明るい雰囲気で心地よい場所だ。

社の様子。
中には小さめの弁財天が祀られていた、銅製のようで緑青(ろくしょう)が浮いている(この写真は拡大可能)

弁財天は七福神の一つであり、福徳や財宝を授ける女神だ。

大村市の弁天島の弁財天は琵琶をもっているが、こちらは持っていない。このタイプの弁天様はより古いタイプになるのだと言う。神様も時代と共に意味と役割が変わるらしい。よく見れば腕が7本しか無く欠けているようだ。

『海』
お賽銭箱が無い。
なんとなくだが、賽銭を置いてきた。

手を合わせて『縁』あっててここに来た事を報告する。

広場(境内)の様子。
境内から見る鳥居と参道。

この後は島の周りを歩いて一周してみた。

潮の状態にもよるのかも知らないが、この日は一周出来た。
杭が立っている。
裏側に小さい浜があった。
浜近くの海底、浅い。
一周してきた、松の木が生えているな。
階段に座ってパンを頬張る。

島の見学が終わったら、ちょっと早めの昼飯。帰りはまったりと釣りでもして帰るかな。

島で見た植物、ハマダイコン。
ハマエンドウ
オオジバシリ?

この日は無人島2つを訪ねた、ちなみに帰りには瀬戸ノ島にも上陸している。深入りはせず軽くジャブ程度、多分これはブログには書かないかなあ。

弁天島メモ:周囲77m、面積 439平方m、133坪、0.044ha、大きさ南北に24m、東西に23m
(数値は概算)

カヤック

2021年07月02日(金)

大村湾 漕査 第21レグ(江上浦)

2021年6月6日に漕ぐ。
今日は大村湾の最北に位置している江上浦を漕いで遊んだ。

地図は拡大可能。

前回の漕査では針尾東町に小さな港を見つけたが階段が急でカヤック遊びには使いにくいため、出艇場所として近くにある小さな浜を使う事にした。

針尾東町の港から東に670mの場所、カヤックを組み立てられるスペースも十分にあった(スタート地点について地図を参照)

出艇の準備ができ、カヤックを浜へ降ろす。

さあ行こうか・・と思っていると、ちょうど8時になったのだろう。どこからともなくアメリカの国歌(星条旗)が流れてきた、ここは佐世保なので近くにアメリカ軍の基地か宿舎があるのだろう。しばらく聞き入っていたが、それが終わると2曲目が始まりそれが日本の国歌だった。在日米軍は毎朝日本の国歌も流してくれているのかな?

さあ、行こう。

さあ出発だ。カヤックを押し、足を海に入れてカヤックに跨る。
何の抵抗もなく滑るように浮かぶカヤック。
波の無い江上浦はまるで鏡のように静かだった。

これぞ凪という感じの江上浦。

江上浦は波静かな大村湾でも特に静かな場所として知られているようだ。

その昔、風の力を借りて船舶が走っていた時代には、この場所は風が吹かないこともあって船乗りは苦労をしていたと言う、人々は風の無いそんな江上浦を『泣き浦』と呼んでいたそうだ。

釣用のイカダも浮かんでいたが、まだ釣り人の姿は無い。

ここからは時々適当にルアーを投げながら、北の湾奥へ向けて進んで行く。カヤックの上からルアーを投げるのも少しだが慣れてきた気もする。

江上浦のリフレクション。

途中左手に民間が見え、外国人の親子の姿が見えた。漕いでいると父親から「コンニチハ」と挨拶されたので、こちらも挨拶を返す。見ると小さな子供が僕をじっと見ていたので、カヤックの上から手を振ると、こわばった子供の顔もパッと明るくなり手を振り返してくれた、ただそれだけなのに、なんだかほっこりとした気持ちになれた。

それ以上は馴れ合う事も無く、振り返らずに真っ直ぐに漕いでゆく。

海岸線は適度にくねっており、奥まで漕いで見る。
西海パールラインの橋の下を潜って進む。

西海パールラインの橋脚の下あたりでルアーを投げてみた、なんとなくだけど、魚はこういう構造物の近くにいる気がする。5回ほど投げたところチヌを釣り上げる事ができた。サイズは39.5cm、タモがあって良かった。

あまり大きすぎると持って帰るのが大変だ。
装備軽量化のため最近はダイソーのクーラーボックスを持ってきているのだが、これに入りきれないので困った。どうやって持って帰ろう・・・。
途中みつけたスロープ。上陸して休んだ。

途中は江上浦の島、弁天島を通過する。

島の周辺は浅場になっており、藻場も多くチヌが集まってきている。エサを食べているのかチヌは身をよじらせている。水面を叩く所があちこちから聞こえてくる。

江上浦、唯一の無人島、弁天島。

この日は行程が長そうなので、漕ぐ時は頑張って漕いでメリハリをつける必要があった。

存外早めに江上浦の最奥までやってくると、砂浜と海岸があり上陸して足と腰を伸ばす。

海の最奥の場所はゴミが集まりやすいのか、海水も泡立っておりあまり綺麗な浜では無かった。

江上浦の最奥に到着。
上陸可能な浜。水質に問題があるのか波打ち際は泡立っていた。
階段を登った所。車を駐車できそうな所はパッと見たところ無さそう。

さあ、引き換えそう。

江上浦の最奥から折り返して南下する。ふと振り返ってみると男性と女性が民家から出てきて岸壁に腰を下ろしているのが見えた。

遠くなのではっきりとはわからないが、僕のカヤックを見に出てきたのでは無いだろうか?と思った。

江上浦は水深が浅い所も多い。何度か底を擦る。
カヤックのボトムと海底まで数センチ。こういう時僕は少しだが焦る。
また廃船も所々で見られた。
海の上に庇(ひさし)のように張り出した木々。大村湾らしい風景だ。
ここが海である事を思わず忘れそうになる、湖のような大村湾だ。
干潮時現れる岩棚。
入り江の奥まった場所でみた大きい廃船。だれが責任をもって処理するのだろうか。

岸を観察して上陸出来そうな場所を探すが、なかなか良い場所が無い。だがこれは最初からある程度予想できていた事で、最悪は大島まで漕ぐつもりでいた。

西海パールラインまで戻ってくる。ちなみに左の島は『兎島』

江上浦の江上町の港へ入る、湾内に浜があり上陸してみると、カヤック遊びにも使えそうななかなか良い出艇場所であった。

浜があり、簡単に上陸可能。

この先良い場所がなければ、次回はここから漕ぎ出しても良さそうである。

浜と隣接する道路。

この後は湾から出て、大島と江上町の間の橋(江上大島橋)の下を通過して、大島にある港のスロープへ向かった。

江上町と大島の間の橋。

針尾島と他地域を結ぶ橋ではありませんが、針尾島と同じ江上校区の大島を結ぶ橋が1988年に完成しました。

 大島に住む人たちにとって「念願の橋」の完成でした。なぜなら、それまで大島に住む児童生徒は「手操り船」でロープを引っ張り、対岸の釜に渡り江上小学校に登校していました。

 橋の横の公園には記念碑と当時使っていた「船」が残されています。

 たかだか30数年前の出来事。大島の子どもたちは、大変な思いをして、それでも学校に通っていました。

佐世保市立江上小学校ホームページ
橋の下を通過すると、ハウステンボスも見えて来る。

今日は頑張って漕いだので、けっこう疲れてきたが、テンポ良く漕ぐ。

そして大島の港へ到達。小さな港にしては停泊している船の数が多く、雑多な雰囲気だ。

スロープがあるのでカヤックを寄せて上陸してみたが、目の前の民間の飼い犬に吠えられる。

雑種だが目の優しい犬でどことなく愛嬌のある顔をしている犬だった。吠えられるというのはあまり良い気はしないのだが、この犬も犬としての仕事を全うしているだけなのだろうな・・

狭い湾内に多くの舟が係留されている。
大島の港の様子。駐車場も広くて良いのだが。

この後は大島を時計回りで一周して最初の出艇場所へ戻ってきた。

浜へ戻ると午前中より潮が引いていたようで、浜も広くなっていた。

帰る準備をする。
本日の漕遊終了。

さて、次回だが犬に吠えられたスロープを使って漕ぎ出そうと思っていたのだが、なんとなく心も重いので、出艇場所をなにか考えないといけないと思っている。ハウステンボスの向こう側から漕ぎ出して、逆走する手で行くのもありかもしれないな。

カヤック

2018年07月05日(木)

大村市 臼島(無人島)上陸記(4)

弁天島の南側から東側(大村市街地が見える方)の海岸へ移動してきました。
こちらは岩がゴツゴツしている西側と比べると比較的なだらかな岩場と言えます。

弁天島で印象的な樹木である松。
青い松の実が印象に残った。

今日は海の部分は膝下程度の深さしか無く、あまり島から離れなければ海の中を自由に歩き回れます。

陸地よりも海の中の方が歩きやすいので、海の中ばかり歩いていました。

この浅い海を、30cmぐらいはありそうな謎の魚が何匹も泳いでいました。

体に縦線がうっすらと見えていたので、チヌかなぁ?

他にも小さい魚がチョロチョロと走り回っています。
よく見るといろんな生き物がいるみたいです。

こんな感じで弁天島を一周しました。

この後ですが、この勢いのまま、なぜか臼島まで一周する事になってしまいました。
弟が先にズンズン進んで行くんですよね(笑)

臼島の東側の海岸ですが前回上陸した時には潮が満ちていたので歩けなかったのですが、今回は歩けます。

海岸は大小の石がゴロゴロとしているので、やはり水の中を歩いていました。
水の中の方が陸よりも歩きやすいです。

東側の海岸にある、人工物。

こういうの見つけると嬉しくなります。

何の設備なのか良くわからなかったですが、ソーラーパネルがあり、何かの箱に給電していました。

また同じく東側の海岸で、こんな感じの石垣も発見。
森の中を見てみると、謎のコンクリートの箱(大)がありました。

井戸じゃないし・・なんだろう。
奥の方も何か壁っぽいものがありましたが、竹の密度がすごくて良くわかりません。

そして他にもこんな感じで唐突に海面に頭を出していた、岩がありまして・・。

なんか怪しいなぁ〜と思って、近寄ってみると、明らかな人工物、四角のコンクリートの土台の上に岩が埋め込まれていました。

回り込んでみると、こんな岩。

『八』の文字だけが確認できましたが、それ以外はよくわからず・・。なんとなく神様を祀っているようにも見えます。

これはいったい何でしょう、わかったら追記したいと思います。

※おそらくだが『八大竜王』と書かれているのだと推察できます。

さて、ぐるっと回ってきて、臼島北側の海岸です。
日あたりが悪くなんとなく暗い印象。

石の上を歩いたり、水に入ったりして、進みました。
海岸を歩いていると、小さいボートが走ってきました。
こっちに向かって来ているので、もしかして怒られるのかな?なんて・・
何も悪い事はしてないのですが・・(笑)

もちろん怒られると言うこともなく。
ただの釣り人の様でした。

歩きながら山の上の方を見てみますと、なかなかの急斜面。

実際に目で見るとそんなに急には見えないのですが、
山の斜面を下から見上げると、実際の斜度よりも緩やかに見えます。
これは一種の錯視みたいなものです。
緩やかだと思って上り始めると、とんでもない崖で身動きが取れなくなる・・という事になります。

北側から西側へと回り込んできた所で、海からも見えていた棒が見えてきました。

何か新たな発見があるか・・と思い近づきます。

特にこれと言って何の変哲もないただの木の棒でしたが、
土台はコンクリートみたいでした。

西側の海岸は岩が険しいです。
場合によっては手で岩をつかんで、トラバース(横断)気味に渡るような所も。
難しくは無くて、ちょっとしたアスレチック感覚です。

手で岩がつかむ様なところでは、フナムシがなかなか逃げてくれないので、ちょっと気持ちが悪かったです。

しかしこんないい感じの浜が2〜3ヶ所ありました。
カヤックで静かに上陸出来そうだな、と思いましたが、潮が引いている時限定です。

水もけっこう綺麗ですね。
大村湾とは言っても一葉では無く場所によって水質にも違いが有る様です。

この貝は『亀の手』。味噌汁にすると良い出汁が出ます。

印象的な根と木。

ほぼ雑草としか認識されていない、ツユクサ。
だがしかし、青い花はそんなに種類が多くは無く貴重な存在(だと思う)

『ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)』かな?

ハマナデシコかな・・。

あと、岩場にはこんな感じで綺麗な多肉植物の群生も見られます。

こんな具合で島を徒歩で一周しました。
いろいろと見れて満足。

この後、ちょうどお昼だったので、神社の前でお昼ご飯を食べました。

お湯を沸かして。

カップヌードルと唐揚げ、そしておにぎりです。
カップ麺の汁は全部飲み干して、ゴミはちゃんと持って帰ります。

食事が終わったので帰る事にしたいと思います。

帰りは、釣り糸とタイラバというルアーの一種みたいなものを使って釣りに挑戦してみました。僕が前で漕いで、弟が後ろで糸を操るという作戦ですが、当たり前ですが、適当すぎて何も釣れません(笑)

そんなわけで、今回の船旅は終わり。
いつもの海岸へ上陸しました。

気軽に臼島へは渡る事が出来る様なので、次に訪れる時には臼島の山を登って三角点を見に行きたいと思います。

さて、これからですが、いろいろ冒険したい事がありまして、そのための準備や情報の収集に励みたいと思います。

おっと、最後に臼島と弁天島の地図を貼っておきますね。

カヤック

2018年06月29日(金)

大村市 臼島(無人島)上陸記(3)

先週の日曜日もシーカヤックで遊んできました。
今回もゲストに弟を迎え、タンデムで臼島を目指す事にしました。

海岸へ行くとボランティアの方々が海岸を清掃していました。
自分はボランティア精神が希薄な男なので、頭が下がると同時に、何か手伝った方がいいのかな・・などと考えが頭を擡げます。

今日は福岡から遊びに来た妹と甥っ子、弟の娘も海岸へ遊びにやってきました。
妹もカヤックに興味があるみたいなので、今度一緒に遊んでみたいと思います。
今回は姪と甥を浅瀬でカヤックに乗せて手で押して遊びました。
ふたりとも楽しんでもらえた様です。

特に姪っ子はカヤックに強い興味を示していて、自分も臼島へ行ってみたいと言ってくれたのですが、
まだ小4で体も小さいし、僕自身もまだカヤック初心者なのでエスコートする事が出来ません、今回はこれで我慢してもらいました。

僕はこれまでの野遊びの経験から、慎重である事以上に、正しい知識や技術を身につける事が、重要である事を認識しています。
いつか彼ら彼女らを連れて安全な航海へ出れるように勉強をしていきたいですね。

さて、その後はカヤックの組み立てを間違って分解をして、再度組み立てたりして、無駄に時間を費やしながら、無事出撃準備を整えました。

フォールディングカヤックは組み立ての手順を間違えると、場合によってはかなり最初のステップまで戻る必要があるので、
慣れるまではこういった事が何度もあると思います。

姪や甥の前でスムースにかっこよく、カヤック組み立てたかったなぁ・・(笑)

さて、今日はタンデムでカヤックを漕いで臼島を目指しましたが、出発が9:31で到着が10:12分なので、41分の船旅ですが、最初の海岸で僕がもたもたしていたので、実質35分ぐらいですかね。2人で漕ぐと倍のスピードになるのかな?と思ったのですが、そうでも無いですね。
もしかして弟は漕ぐ真似をしているのかもしれません(笑)

さて、臼島に上陸してからは、すぐに弁天島へ移動し、神社など観察しまして、
そこまでは前回と同じ。
今回はそこからまずは弁天島を歩いて一周してみる事にしました。

最初は弁天島の西側の海岸からです(ここの写真は前回撮影したものです)
この部分はゴツゴツと岩が張り出しています。
石の上を慎重に足場を探しながら、時としてちょっとジャンプしたりして進みました。

逃げてゆく船虫や小さい謎の蟹などが見られました。
蟹はとてもすばしっこかったですよ。

こんな不思議な奇岩がいたる所に。

島では蛇も見ました。

真っ黒な蛇だったので、たぶんシマヘビ(無毒)ですね。

この季節咲いている花は『ハマナデシコ』かなぁ?

そして弁天島の北側へやってきました。
そこには1本のコンクリート製の柱が立っていました。
コンクリートの柱は何の装飾も、ネジの跡もないただの四角の棒でした。

目の前に広がるのは、こんな風景。

岩が海面から頭を出していましたが、今日は潮がひいているので、
少し濡れながら渡る事ができました。

何か生き物いないかなぁ?と目を凝らしましたが、
特にめぼしいものは無かったですよ。

弁天島の方を振り返ってみて、こんな景色。

海が作り出した不思議な景色を堪能しました。

どうやったらこんな岩が出来るのでしょう。

海の岩は山以上にユニークです。

岩場を渡って、先端まで行き満足。

戻る時も慎重に、一眼レフカメラを抱えたまま、石の間を飛んで水の中を歩いていました。

次回へ続きます、次は弁天島をさらに回って、東側を歩きます。
こっちもなかなか面白かったですよ。

では、また。

カヤック

2018年06月24日(日)

大村市 臼島(無人島)上陸記(2)

と、言うわけで前回、臼島へ上陸したのだが、
ここから写真を見ていただく前に、まず臼島の地形を見ていただいた方が写真を見た時にイメージが湧きやすいと思うので、簡単に説明をしてみたいと思う。

長崎空港の南東約1km、大村市街地の西沖約1km、大村湾東部にある無人島が臼島(うすしま)。面積は0.06㎡、標高は77.8mで、最高標高地点には『臼島 四等三角点』を有している。

大村市民にもあまり知られていない様だが、臼島の南端には『弁天島』という小島がある。臼島と弁天島の間は潮の満ち引きにより、渡れたり渡れなかったりするようだ。

簡単な説明は以上、これを頭に入れていただいて、写真を見ていただきたい。

こちらは南端にある弁天島から見た、臼島の姿です。

こちらから臼島を見て、左側から接岸し上陸した。
そこから写真の位置までカヤックを運んできた。

私は樹木には詳しく無いのですが、臼島はシイ・クス、タブの木などの照葉樹に覆われているそうだ。
一部資料によればハマボウも見ることが出来るようだ。

では、次は臼島から弁天島を見て見てみよう。

弁天島には階段があり、その階段を登ると神社があり弁天様が祀られている。

この島で印象的な植物は松。
島のあちこちで見る事が出来る。

綺麗な階段を登ると・・両脇には灯籠などもありなかなか立派。

奥まった所には立派な弁天様が祀られております。傍らには掃除道具もありました。賽銭箱もあったのでありったけの小銭を入れておいた。

弁天、つまりは正式には弁財天。
仏教やヒンドゥー教の女性の神様で、日本では七福神の神のひとりとして特に有名。

近くにあった灯籠(?)他にも小さい祠がいくつか・・。
なかなか興味深い場所だ。

この後は島の上をうろちょろして遊んだ。

臼島と弁天島の間、この部分は塩の満ち引きで現れたり隠れたりする部分。今は渡る事が出来ます。
斜めな岩が印象的な場所です。
岩だけでなく、砂の所もありました。

こうやって見ると水が綺麗です。

小さな貝殻が沢山見られました。

試しに手で掘ってみましたが、食べられそうな貝はいなかった(笑)

臼島から大村市街を望む。

臼島と弁天島は周囲を歩いて周る事も出来ますが、今日は潮が満ちて来ているので、全部を歩く事が出来なかった。

弁天島の西側、潮が引くとこんな感じで岩場が広がっていて歩いて一周もできる。
こんな感じの場所。

岩がゴツゴツしている。

この後は神社の階段に腰掛けてお昼ご飯を食べる。

今日の昼ごはんはコンビニで買ってきたパン。

氷を持ってきたので、コーヒー飲料を冷やして飲んだ。
キンキンに冷えていて美味すぎ。

食べながらカヤックを眺めていたのだが、潮が満ちてきて波でグラグラ揺れ始めた。

波でグラグラ揺れるカヤック・・。
カヤックを安全な場所へ退避。
臼島の上陸地点の様子。

この後帰る事にして海へ漕ぎ出す。

最後に弁天島の全景を写真に収めて終わり。

帰る途中は、ヨットの近くを通過した。
見ていると帆を畳んでいる。
海の上で人に会うと、嬉しくなるんだけど、僕だけかな(笑)

そんなこんなで大村海岸へ到着。

相変わらず人が多い、なぜこんなに人が多いかと言うと・・。。

この海岸の砂がちょっと珍しい、写真のとおりでこれは人工の砂浜を作るためにガラスを粉砕し加工して作ったものなんだとか。この砂が綺麗だと噂になり人々が集まって来ているそう。インスタ映えする海岸なんだとか。

ここに砂浜が出来てくれたおかげで僕も気軽にカヤックを楽しめるのですから感謝しなければならないね。

さて、最後にGPSの航跡データを見ていただきましょう。

実はこの次の週も臼島で遊んできました。
いろいろ写真を撮ってきたり、新しい発見もあったので、ブログに書きたいと思います。

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