カヤック
2021年04月18日(日)
“ぷかり”と大村湾(臼島上陸と釣り)
2021年4月11日に漕ぐ。
天気も海況も良いので久しぶりにカヤックで遊んでみようと思った。
去年は大村湾でのカヤック遊びのためのフィールド調査(漕査)をやっていたのだが、久しぶりだし今日は肩の力を抜いて、近所の海で“ぷかり”と浮かんで遊んでみようと思った。
久しぶりのカヤック組み立ては、ちょっと間違ったりして30分ほどかかってしまった、慌てて組み立てたわけでは無いのだが、多少時間はかかってもひとつひとつ手順を確認しながら組み立てた方が結果的に早いね。そして何度も繰り返しているうちに何も考えなくても、滞りなく組み立てる事ができるようになるはずだし、そうなりたいものだ。
カヤックを肩にかついで階段を降りる。浜に置いてすばやく出発の準備を整える。目の前の海は凪いでいて、優しい風の吹くカヤック日和だ。
足を水につけるとヒヤリと冷たい。すぐに船に跨って海へと漕ぎ出す。
漕ぎながら今日はどこをどうやって漕ごうかな?と考えている。
とりあえず、岸から適度に離れて、いつもの手釣りをやってみるのだが、岸から100mぐらい離れても水深が浅い、海は濁っていて見えないのだが、底まで2〜3m無いようだ。
こんな所には魚がいる気がしないので、沖へ漕ぎながら探ってみようと決める。
岸から400mぐらい漕いで、徐々に水深も深くなってきた(それでも5〜6mあるかな?ぐらい)
ジグを底まで落としてしゃくりあげてみると、とろろ昆布のような藻がついている。
この周辺は全体的に藻場が広がっているような印象だ。
しかしほとんど根がかりは無く、2度ほど根がかりしたが強引に引っ張ると仕掛けを回収する事ができた。
途中一度だけアタリがあった。なかなか強い引きだった。ドキドキしながら巻いていったが、残念な事にバレてしまった。手応えが大きかっただけにこれはこのあとしばらく引きずったね。糸を巻いてあと2〜3mぐらい巻き上げれば魚の姿が見えたはずだ。何の魚だったのか気になってしまう。
その後、休憩をとるため臼島へ一度上陸、背中と足を伸ばす。
その後島を離れ、手釣りをしながら漕ぐがアタリは無い。
この数時間でアタリは1度だけ(しかもバラシ)これだけ当たって来ないと、さすがに嫌になってくる。
最後の1時間は箕島大橋の近くへ行ってみる。
箕島大橋の下へ行ってみると、橋脚の下にたくさんの黒い影が見えた。
魚の隠れ場所になっているようだ。
この後橋脚を一本一本確認したのだが、全ての脚の下に魚がいる。
橋脚へ向かって何度か仕掛けを投げてみる(手釣りなので)
3回目ぐらいで、何かアタって来た!
手繰り寄せてみると、すぐに魚の姿が見え、あげてみると29cmのチヌだった。
これでボウズは免れた・・と思いホッとしたのだった。
ちなみに箕島大橋の上からの釣りは禁止されているそうだ。
その昔、この橋の上からたくさんの釣り糸が下がっていた事もあるらしい。
これにて本日の漕遊は終了。
この後、カヤックをしまって帰った。
今年は大村湾漕査の続きもやりつつ、臼島の山に登ったり、無人島でのキャンプもできればやりたいと思っている。
カヤック
2018年07月16日(月)
カヤック、はじめての(?)撤退。
世の中は3連休だが、僕は連休初日は仕事で費やし、日曜からお休みに入った。
ここしばらくの長雨や野暮用が重なってカヤックに乗れてなかったので、今日は俄然やる気になって汗をダラダラ流しながら重いカートを曳いて大村海岸へと向かったが、浜辺の悪臭がひどすぎて、砂浜に降り立った瞬間に戦意を喪失してしまった。
岸を埋め尽くしているのは、大量発生したアオサだ、それが全て黒く変色し腐っている。
階段を降りてくる人たちも、階段を降りるとすぐに「くさっ!!」と言ってる、みんな同じタイミングで同じ事を言うので、おかしい。
水際を見ると、真っ黒に腐った海藻が漂っている。
とてもじゃないが、こんな海で遊ぶ気にはなれない、
それ以前にこんな悪臭の中でカヤックを組み立てる事は困難である。
すぐに帰る決心をする。
一度浜辺に降ろしたカヤックを上の道路まで持ち上げる。
てぬぐいで額の汗を拭っていたら、オジサンから話しかけられたが、何弁なのかほぼ理解できない。
これは船だと教えると、目を丸くしていた。
この後は自宅に戻って、冷たいスポーツドリンクをがぶ飲みして、昼寝した。
この連休は本を読んだり、次の旅の構想を練るために使おうと思う。
今は野田知佑さんの『日本の川を旅する』を読んでいる。
日本ノンフィクション賞新人賞を受賞した作品で、
日本にリバーカヤックブームを巻き起こした本だ。
この本は当時の男たちの冒険心を大いにくすぐったらしい。
半分ぐらいしか読んでないが、野田知佑は完全にアル中だと思う。そうで無いとしてもこの調子で飲んでいたらそのうちアル中になるだろう。ひどいのはカヤックの上でも飲んでいる。真似をしたいとは思わないが他人なのでハタから見ている分には愉快で楽しそうだが、もし身内でこんな人がいたらヤバいと思う(笑)
そういえば、過去にビールを飲みながら山を登っている人をみた事がある、山を登りながら酒を飲んでも、いっこうに酔わないなどと、意味がわからない事を言っていたな(よっぱらいと言うのは大抵そういうものだ)
大酒呑みの人はだいたいわけのわからない理屈をこねて飲もうとするものだ。
困ったものだが、本人は実に楽しそうである。
そろそろバイクが納車になっていいはずだ。
それが楽しみ。