カヤック
2019年07月25日(木)
大村湾 漕査 第7レグ(長与町の潮井崎公園〜時津港)
7月15日、今日は潮井崎公園から漕ぎはじめて長与町から一気に時津町を目指す。最終的には時津港内のスロープで折り返す事となった。

長与町の潮井崎公園は駐車場、お手洗い、カヤックを組み立てる芝生の広場、自販機、出艇させる浜もあり、カヤックで遊ぶのにちょうど良い場所だ。
また特筆すべきはここからは北西の方向に無人島の二島が近い(約4km)
カヤックを使って二島にアクセスするのに最適な場所のひとつと言える。


カヤックに乗り込んで早速出発。

漕いでいるとパドルが空を切った。
波のうねりで海面が立体的になっているので海面があるべき場所に無い、だから空振りをしてしまう。そんな事が何度かある。すこし調子が狂う。

長与浦の岸沿いを南下しつつ長与港へ向かっている。

潮井崎公園から出艇して『馬込の鼻』を超えると左手には長与港、右手には『清水島』が見えてくる。

『清水島』は無人島との事。上陸できるものならいつか歩いてみたいと思っている。

埋立地に挟まれた川へ入って奥までしらべる。


つぎに長与港内のスロープを目指して漕いでいると、湾内から複数の小型船が出て長与川に入ってゆくのが見えた、沖へと出ずにどこへ向かっているんだろう?

湾内に入ると堤防で釣りをしている人たちがいる。若干巻きながら進む。
港内には大きいスロープがあるので上陸した。



湾を出て長与川を遡る事にした。
しばらく漕いで行くと、川辺りに小さな船がたくさん係留されていた。さっきみた船たちはここに向かっていたようだ。



『鶴乃港』とかかれた煙突が立っている。この辺りが『鶴乃港』なのだろうか?と思って調べてみると、この鶴乃港とは日本酒の名前との事。

長与川はほどなく遡上の限界に達したので川を下る。

ここは『長与町海洋スポーツ交流館』近くのスロープ。
近くには自販機も駐車場もある。スポーツ交流館にWCのマークがあったが施錠されており使えない。

ちょっとこの施設について調べてみると、有料で交流館を利用できる(しかも安い)他、艇庫艇置使用を払えばカヌーを預ける事もできる(こちらは若干高額)有料のシャワーもあるようだ。
詳しくはホームページを見てほしい。
長与港と別れて時津を目指す。

近くにはたくさんの筏が浮かんではいるが人影も無く。
筏の間を通って清水島へ近づく。

清水島についてはまたいつかじっくりと調べてみたい。

この周辺の海岸は自然がそのまま残っていて漕いでいて楽しい。
大村から漕いできてはじめて、また漕いでみたいと思った。

洞窟の奥に穴が見える。
入り口に岩が転がっているが、これは進入禁止を暗示して置かれているのだと思う。穴の高さは80cmぐらいはありそうで、大人でも入ってゆけそう。





なかなか興味深い洞窟だった、またいつか訪ねてみたい。



『崎野ノ鼻』を周ると小さい船がいて釣りをしていたので、挨拶を交わす。
この鼻は長与町と時津町の境界でもある。
ここから時津町だ。




この場所は地権者により明示的に立ち入りが禁止が宣言されている。

立ち入り禁止の場所だが、それでもブログに記載をするのは、カヤックなどで遊んでいて危険な状況になったときに緊急避難可能な場所として記載をしている。



ブーメラン島は干潮時には地続きになり歩いて島に渡れるそうだが。実際には海岸に降りるための階段は無く簡単に上陸できなそう。ブーメラン島は潮が満ちると三日月の形になるという、以前は「あげの瀬」と呼ばれていたが、いつの間にか「ブーメラン島」と呼ばれるようになったそう。島の所有者は小川孝之さん。
※出典はこちら(長崎新聞)

ここで折り返せなかったので、時津港の大スロープ目指して一直線に漕ぐ。



ちょっと周りを散策してみた。

新鮮な魚介類がいけすで泳いでいて、新鮮な刺身や活魚を格安に購入できる。
僕がのぞいたときはいけすには何も泳いでなかった。
住所は西彼杵郡時津町浦郷542-18
詳しくは長崎市のホームページを参照


時津港が今日の折返し点、ここから漕いでスタート地点の潮井崎公園へ戻る。1時間半ぐらいかかったかも。


このようにして本日の漕遊を終える。予定よりも長い距離を漕いでしまったが、結果的には良かったと思う。次回は時津港のスロープを使ってカヤックを出したいと思うのだが。港で働く人たちの邪魔にならないように気をつけて遊びたいと思う。
バイクで大村湾を一周して下調べをしたのだが、それでもわからないから実際にカヤックで漕いで調査をしているのだが、カヤックで漕げば漕いだで、また新しくわからない事も出てくる。最終的にはもういちど陸側からも調査をして漕査を完成させたい。