カヤック
2021年04月18日(日)
“ぷかり”と大村湾(臼島上陸と釣り)
2021年4月11日に漕ぐ。
天気も海況も良いので久しぶりにカヤックで遊んでみようと思った。
去年は大村湾でのカヤック遊びのためのフィールド調査(漕査)をやっていたのだが、久しぶりだし今日は肩の力を抜いて、近所の海で“ぷかり”と浮かんで遊んでみようと思った。
久しぶりのカヤック組み立ては、ちょっと間違ったりして30分ほどかかってしまった、慌てて組み立てたわけでは無いのだが、多少時間はかかってもひとつひとつ手順を確認しながら組み立てた方が結果的に早いね。そして何度も繰り返しているうちに何も考えなくても、滞りなく組み立てる事ができるようになるはずだし、そうなりたいものだ。
カヤックを肩にかついで階段を降りる。浜に置いてすばやく出発の準備を整える。目の前の海は凪いでいて、優しい風の吹くカヤック日和だ。
足を水につけるとヒヤリと冷たい。すぐに船に跨って海へと漕ぎ出す。
漕ぎながら今日はどこをどうやって漕ごうかな?と考えている。
とりあえず、岸から適度に離れて、いつもの手釣りをやってみるのだが、岸から100mぐらい離れても水深が浅い、海は濁っていて見えないのだが、底まで2〜3m無いようだ。
こんな所には魚がいる気がしないので、沖へ漕ぎながら探ってみようと決める。
岸から400mぐらい漕いで、徐々に水深も深くなってきた(それでも5〜6mあるかな?ぐらい)
ジグを底まで落としてしゃくりあげてみると、とろろ昆布のような藻がついている。
この周辺は全体的に藻場が広がっているような印象だ。
しかしほとんど根がかりは無く、2度ほど根がかりしたが強引に引っ張ると仕掛けを回収する事ができた。
途中一度だけアタリがあった。なかなか強い引きだった。ドキドキしながら巻いていったが、残念な事にバレてしまった。手応えが大きかっただけにこれはこのあとしばらく引きずったね。糸を巻いてあと2〜3mぐらい巻き上げれば魚の姿が見えたはずだ。何の魚だったのか気になってしまう。
その後、休憩をとるため臼島へ一度上陸、背中と足を伸ばす。
その後島を離れ、手釣りをしながら漕ぐがアタリは無い。
この数時間でアタリは1度だけ(しかもバラシ)これだけ当たって来ないと、さすがに嫌になってくる。
最後の1時間は箕島大橋の近くへ行ってみる。
箕島大橋の下へ行ってみると、橋脚の下にたくさんの黒い影が見えた。
魚の隠れ場所になっているようだ。
この後橋脚を一本一本確認したのだが、全ての脚の下に魚がいる。
橋脚へ向かって何度か仕掛けを投げてみる(手釣りなので)
3回目ぐらいで、何かアタって来た!
手繰り寄せてみると、すぐに魚の姿が見え、あげてみると29cmのチヌだった。
これでボウズは免れた・・と思いホッとしたのだった。
ちなみに箕島大橋の上からの釣りは禁止されているそうだ。
その昔、この橋の上からたくさんの釣り糸が下がっていた事もあるらしい。
これにて本日の漕遊は終了。
この後、カヤックをしまって帰った。
今年は大村湾漕査の続きもやりつつ、臼島の山に登ったり、無人島でのキャンプもできればやりたいと思っている。
登山
2020年01月27日(月)
郡岳で登山
2020/1/13に遊ぶ
大村市の郡岳は多良山系の最西端を守っている。郡岳へ至るルートとして、経ヶ岳方面からの縦走路もあるが、今回は野岳湖の駐車場から歩き、西登山口を使ってアプローチした、初心者や親子連れはよく整備された南登山口コ−スがお薦めとの事らしい、つまり今回はその逆コースとなる。
出発は野岳湖の管理棟がある大きい駐車場から。しばらく舗装路を歩いて進む。
車の往来もそれなりにあるので事故に巻き込まれないように注意して歩いた。
野岳湖ではキャンプや自転車、釣りなど様々なアウトドアアクティビティを楽しむ事ができる市民の憩いの場だ。詳しくは野岳湖の公式ページを。
ちなみに、大村市だけなのかよく分からないのだが、市有林にいちいち名前がついているのが面白い、他の場所でもこのような立て看板を見る事ができる。
舗装路をしばらく歩くと右側に登山口がある。
靴紐を結び直し、上着を脱いで山へと入る。
ここが『坊岩(ぼうのいわ)』と呼ばれている場所だ。前方には遮るものがなく、すばらしい眺望が得られる。この場所こそがこの旅のハイライトとなる場所だ。
郡岳の西中腹にそびえ立つ岩が坊岩、今から1200余年の昔、和銅年間、高僧行基(ぎょうき)が大村へやって来たとき、波間から飛んだ怪光を追って郡岳の中腹に登り、釈迦、阿弥陀、観音の三尊を発見し、これを祭って太郎山大権現と称したとされる。そのため坊岩と呼ばれるようになった。(出典:おおむらの史跡 大村市)
今日はあまり良い天気とは言えないが、すばらしい眺めを堪能する。
この坊岩の裏に小さい道標があり、山頂へ向かう。
この場所若干紛らわしい強い踏み跡がある、迷い込まないようにしたい。
遮るものが少ないため風が強く寒い。パラグライダーの飛翔地点として使われていた事もあるそうだが、この風を捕まえていたんだろう。
山頂で写真を撮影していると、他の登山者も登ってくる。
山頂からすこし外して風を避けられそうな場所を探し、ここで昼飯を取る事にする。
半額で119円という驚異的な安さの弁当も持ってきた。
日本経済が心配になる値段だ。
1分ぐらいで簡単に設営できるシェルターが欲しくなった。
中に入ってお湯を沸かせるものがあれば欲しい。
みつけているのだが良い塩梅のものがない。
ガレ場に出てすぐに林道へ出る。
久しぶりの登山で心も身体もリフレッシュ・・(笑)できたのだった。
やっぱり山は良い、次はどこへ遊びに行こうかなあ。
カヤック
2018年07月05日(木)
大村市 臼島(無人島)上陸記(4)
弁天島の南側から東側(大村市街地が見える方)の海岸へ移動してきました。
こちらは岩がゴツゴツしている西側と比べると比較的なだらかな岩場と言えます。
弁天島で印象的な樹木である松。
青い松の実が印象に残った。
今日は海の部分は膝下程度の深さしか無く、あまり島から離れなければ海の中を自由に歩き回れます。
陸地よりも海の中の方が歩きやすいので、海の中ばかり歩いていました。
この浅い海を、30cmぐらいはありそうな謎の魚が何匹も泳いでいました。
体に縦線がうっすらと見えていたので、チヌかなぁ?
他にも小さい魚がチョロチョロと走り回っています。
よく見るといろんな生き物がいるみたいです。
こんな感じで弁天島を一周しました。
この後ですが、この勢いのまま、なぜか臼島まで一周する事になってしまいました。
弟が先にズンズン進んで行くんですよね(笑)
臼島の東側の海岸ですが前回上陸した時には潮が満ちていたので歩けなかったのですが、今回は歩けます。
海岸は大小の石がゴロゴロとしているので、やはり水の中を歩いていました。
水の中の方が陸よりも歩きやすいです。
東側の海岸にある、人工物。
こういうの見つけると嬉しくなります。
何の設備なのか良くわからなかったですが、ソーラーパネルがあり、何かの箱に給電していました。
また同じく東側の海岸で、こんな感じの石垣も発見。
森の中を見てみると、謎のコンクリートの箱(大)がありました。
井戸じゃないし・・なんだろう。
奥の方も何か壁っぽいものがありましたが、竹の密度がすごくて良くわかりません。
そして他にもこんな感じで唐突に海面に頭を出していた、岩がありまして・・。
なんか怪しいなぁ〜と思って、近寄ってみると、明らかな人工物、四角のコンクリートの土台の上に岩が埋め込まれていました。
回り込んでみると、こんな岩。
『八』の文字だけが確認できましたが、それ以外はよくわからず・・。なんとなく神様を祀っているようにも見えます。
これはいったい何でしょう、わかったら追記したいと思います。
※おそらくだが『八大竜王』と書かれているのだと推察できます。
さて、ぐるっと回ってきて、臼島北側の海岸です。
日あたりが悪くなんとなく暗い印象。
石の上を歩いたり、水に入ったりして、進みました。
海岸を歩いていると、小さいボートが走ってきました。
こっちに向かって来ているので、もしかして怒られるのかな?なんて・・
何も悪い事はしてないのですが・・(笑)
もちろん怒られると言うこともなく。
ただの釣り人の様でした。
歩きながら山の上の方を見てみますと、なかなかの急斜面。
実際に目で見るとそんなに急には見えないのですが、
山の斜面を下から見上げると、実際の斜度よりも緩やかに見えます。
これは一種の錯視みたいなものです。
緩やかだと思って上り始めると、とんでもない崖で身動きが取れなくなる・・という事になります。
北側から西側へと回り込んできた所で、海からも見えていた棒が見えてきました。
何か新たな発見があるか・・と思い近づきます。
特にこれと言って何の変哲もないただの木の棒でしたが、
土台はコンクリートみたいでした。
西側の海岸は岩が険しいです。
場合によっては手で岩をつかんで、トラバース(横断)気味に渡るような所も。
難しくは無くて、ちょっとしたアスレチック感覚です。
手で岩がつかむ様なところでは、フナムシがなかなか逃げてくれないので、ちょっと気持ちが悪かったです。
しかしこんないい感じの浜が2〜3ヶ所ありました。
カヤックで静かに上陸出来そうだな、と思いましたが、潮が引いている時限定です。
水もけっこう綺麗ですね。
大村湾とは言っても一葉では無く場所によって水質にも違いが有る様です。
この貝は『亀の手』。味噌汁にすると良い出汁が出ます。
印象的な根と木。
ほぼ雑草としか認識されていない、ツユクサ。
だがしかし、青い花はそんなに種類が多くは無く貴重な存在(だと思う)
『ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)』かな?
ハマナデシコかな・・。
あと、岩場にはこんな感じで綺麗な多肉植物の群生も見られます。
こんな具合で島を徒歩で一周しました。
いろいろと見れて満足。
この後、ちょうどお昼だったので、神社の前でお昼ご飯を食べました。
お湯を沸かして。
カップヌードルと唐揚げ、そしておにぎりです。
カップ麺の汁は全部飲み干して、ゴミはちゃんと持って帰ります。
食事が終わったので帰る事にしたいと思います。
帰りは、釣り糸とタイラバというルアーの一種みたいなものを使って釣りに挑戦してみました。僕が前で漕いで、弟が後ろで糸を操るという作戦ですが、当たり前ですが、適当すぎて何も釣れません(笑)
そんなわけで、今回の船旅は終わり。
いつもの海岸へ上陸しました。
気軽に臼島へは渡る事が出来る様なので、次に訪れる時には臼島の山を登って三角点を見に行きたいと思います。
さて、これからですが、いろいろ冒険したい事がありまして、そのための準備や情報の収集に励みたいと思います。
おっと、最後に臼島と弁天島の地図を貼っておきますね。
カヤック
2018年06月29日(金)
大村市 臼島(無人島)上陸記(3)
先週の日曜日もシーカヤックで遊んできました。
今回もゲストに弟を迎え、タンデムで臼島を目指す事にしました。
海岸へ行くとボランティアの方々が海岸を清掃していました。
自分はボランティア精神が希薄な男なので、頭が下がると同時に、何か手伝った方がいいのかな・・などと考えが頭を擡げます。
今日は福岡から遊びに来た妹と甥っ子、弟の娘も海岸へ遊びにやってきました。
妹もカヤックに興味があるみたいなので、今度一緒に遊んでみたいと思います。
今回は姪と甥を浅瀬でカヤックに乗せて手で押して遊びました。
ふたりとも楽しんでもらえた様です。
特に姪っ子はカヤックに強い興味を示していて、自分も臼島へ行ってみたいと言ってくれたのですが、
まだ小4で体も小さいし、僕自身もまだカヤック初心者なのでエスコートする事が出来ません、今回はこれで我慢してもらいました。
僕はこれまでの野遊びの経験から、慎重である事以上に、正しい知識や技術を身につける事が、重要である事を認識しています。
いつか彼ら彼女らを連れて安全な航海へ出れるように勉強をしていきたいですね。
さて、その後はカヤックの組み立てを間違って分解をして、再度組み立てたりして、無駄に時間を費やしながら、無事出撃準備を整えました。
フォールディングカヤックは組み立ての手順を間違えると、場合によってはかなり最初のステップまで戻る必要があるので、
慣れるまではこういった事が何度もあると思います。
姪や甥の前でスムースにかっこよく、カヤック組み立てたかったなぁ・・(笑)
さて、今日はタンデムでカヤックを漕いで臼島を目指しましたが、出発が9:31で到着が10:12分なので、41分の船旅ですが、最初の海岸で僕がもたもたしていたので、実質35分ぐらいですかね。2人で漕ぐと倍のスピードになるのかな?と思ったのですが、そうでも無いですね。
もしかして弟は漕ぐ真似をしているのかもしれません(笑)
さて、臼島に上陸してからは、すぐに弁天島へ移動し、神社など観察しまして、
そこまでは前回と同じ。
今回はそこからまずは弁天島を歩いて一周してみる事にしました。
最初は弁天島の西側の海岸からです(ここの写真は前回撮影したものです)
この部分はゴツゴツと岩が張り出しています。
石の上を慎重に足場を探しながら、時としてちょっとジャンプしたりして進みました。
逃げてゆく船虫や小さい謎の蟹などが見られました。
蟹はとてもすばしっこかったですよ。
こんな不思議な奇岩がいたる所に。
島では蛇も見ました。
真っ黒な蛇だったので、たぶんシマヘビ(無毒)ですね。
この季節咲いている花は『ハマナデシコ』かなぁ?
そして弁天島の北側へやってきました。
そこには1本のコンクリート製の柱が立っていました。
コンクリートの柱は何の装飾も、ネジの跡もないただの四角の棒でした。
目の前に広がるのは、こんな風景。
岩が海面から頭を出していましたが、今日は潮がひいているので、
少し濡れながら渡る事ができました。
何か生き物いないかなぁ?と目を凝らしましたが、
特にめぼしいものは無かったですよ。
弁天島の方を振り返ってみて、こんな景色。
海が作り出した不思議な景色を堪能しました。
どうやったらこんな岩が出来るのでしょう。
海の岩は山以上にユニークです。
岩場を渡って、先端まで行き満足。
戻る時も慎重に、一眼レフカメラを抱えたまま、石の間を飛んで水の中を歩いていました。
次回へ続きます、次は弁天島をさらに回って、東側を歩きます。
こっちもなかなか面白かったですよ。
では、また。
カヤック
2018年06月24日(日)
大村市 臼島(無人島)上陸記(2)
と、言うわけで前回、臼島へ上陸したのだが、
ここから写真を見ていただく前に、まず臼島の地形を見ていただいた方が写真を見た時にイメージが湧きやすいと思うので、簡単に説明をしてみたいと思う。
長崎空港の南東約1km、大村市街地の西沖約1km、大村湾東部にある無人島が臼島(うすしま)。面積は0.06㎡、標高は77.8mで、最高標高地点には『臼島 四等三角点』を有している。
大村市民にもあまり知られていない様だが、臼島の南端には『弁天島』という小島がある。臼島と弁天島の間は潮の満ち引きにより、渡れたり渡れなかったりするようだ。
簡単な説明は以上、これを頭に入れていただいて、写真を見ていただきたい。
こちらは南端にある弁天島から見た、臼島の姿です。
こちらから臼島を見て、左側から接岸し上陸した。
そこから写真の位置までカヤックを運んできた。
私は樹木には詳しく無いのですが、臼島はシイ・クス、タブの木などの照葉樹に覆われているそうだ。
一部資料によればハマボウも見ることが出来るようだ。
では、次は臼島から弁天島を見て見てみよう。
弁天島には階段があり、その階段を登ると神社があり弁天様が祀られている。
この島で印象的な植物は松。
島のあちこちで見る事が出来る。
綺麗な階段を登ると・・両脇には灯籠などもありなかなか立派。
奥まった所には立派な弁天様が祀られております。傍らには掃除道具もありました。賽銭箱もあったのでありったけの小銭を入れておいた。
弁天、つまりは正式には弁財天。
仏教やヒンドゥー教の女性の神様で、日本では七福神の神のひとりとして特に有名。
近くにあった灯籠(?)他にも小さい祠がいくつか・・。
なかなか興味深い場所だ。
この後は島の上をうろちょろして遊んだ。
こうやって見ると水が綺麗です。
試しに手で掘ってみましたが、食べられそうな貝はいなかった(笑)
臼島と弁天島は周囲を歩いて周る事も出来ますが、今日は潮が満ちて来ているので、全部を歩く事が出来なかった。
岩がゴツゴツしている。
この後は神社の階段に腰掛けてお昼ご飯を食べる。
今日の昼ごはんはコンビニで買ってきたパン。
氷を持ってきたので、コーヒー飲料を冷やして飲んだ。
キンキンに冷えていて美味すぎ。
食べながらカヤックを眺めていたのだが、潮が満ちてきて波でグラグラ揺れ始めた。
この後帰る事にして海へ漕ぎ出す。
帰る途中は、ヨットの近くを通過した。
見ていると帆を畳んでいる。
海の上で人に会うと、嬉しくなるんだけど、僕だけかな(笑)
そんなこんなで大村海岸へ到着。
相変わらず人が多い、なぜこんなに人が多いかと言うと・・。。
この海岸の砂がちょっと珍しい、写真のとおりでこれは人工の砂浜を作るためにガラスを粉砕し加工して作ったものなんだとか。この砂が綺麗だと噂になり人々が集まって来ているそう。インスタ映えする海岸なんだとか。
ここに砂浜が出来てくれたおかげで僕も気軽にカヤックを楽しめるのですから感謝しなければならないね。
さて、最後にGPSの航跡データを見ていただきましょう。
実はこの次の週も臼島で遊んできました。
いろいろ写真を撮ってきたり、新しい発見もあったので、ブログに書きたいと思います。
カヤック
2018年06月20日(水)
大村市 臼島(無人島)上陸記(1)
カヤックを初めて最初の目標としていたのが、大村湾に浮かぶ無人島、臼島を訪ねる事。
体力的には問題が無い事がわかりましたので、本日決行したいと思う。
組み立てている間、初老の夫婦にじーっと見つめられ・・・。
お話しをしてみると熊本からわざわざこの海岸の噂を聞いてやってきたそう。そこで僕がカヤックを組み立てているのを見て興味を持たれたご様子。よく出来ているなぁ・・としきりに関心しておられた。僕も説明しながら組み立てたりして・・そんなこんなで1時間ぐらいかけてようやく出撃準備完了。
目標をしっかりと見定めて、なるべく真っ直ぐ進むように気を配りながら漕ぎ続けた。
シーカヤックを長年やっている人にとっては大した事ないのだろうけど、はじめたばかりの僕にとってはかなりの冒険です。
スタート地点の大村海岸から臼島までは直線距離で2.5km程度。
黙々と漕ぎ続けていると静かな海だが、海面は黒くなんだか鉛のように見えてきた。
波の模様も目玉に見えてきて、沢山の目がこっちを見ている様な感覚になる。
1時間程度の船旅だったけど、狭い海でも海面は一様では無く刻々と表情が変わるのだった。
それと、大村海岸と臼島のちょうど中間辺りを漕いでいた時に、モンシロチョウがひらひら・・と飛んで来たのには不意を疲れたな。こんな海の上でも蝶が飛んでいるのか・・と少し驚いた。
だんだん臼島が近づいてきた。
途中はとにかくコツコツと漕ぎ進める。
目標が近づいてくるにつれて細部が良く見えてきたぞ。
島の北側から近づいて行くと、小さい岸が見えてきた。
水中から岩が飛び出しているとカヤックの底を擦りかねないので、ここは慎重に接近する事にした。
水深は1mぐらいかな、海底が良く見えて鮮やかな緑色と、
顔色の悪い謎の海藻が生えていて気持ちが悪い。
島のディティールがしっかりと目視できる距離まで近づくと、岸に打ち上げられたゴミなども確認できた。
島の森の中は薄暗く、すこし不気味に感じられた。
島の北側の岸に上陸しようと思えば出来そうではあるが・・・
ここに上陸しても何の広がりもなさそうなので、海の上から見るだけにとどめた。
島の北側から西側へと進路を向けて進む。
島をまじまじと観察しながら、回り込んで行く。
回り込んで行くと、島の西側の岸は露岩帯になっていた。
こちらは大村市の陸地からは見えない場所になるのだが、そこには謎の木の棒が立っていた。
明らかに人工物で、看板などが立っていたのだろうか?
漕ぎ進すすめて行くと・・・。
臼島(左)と弁天島(右)の間が見えてきた。
あの辺りから上陸できるはずだ。
臼島側には、よくわからない看板?も立っている。
弁天島の方には階段があるのが目視できた。
近づいて行き上陸できそうな地点を探る。
島と島の間は海面から岩が飛び出しており、カヤックで近寄ると座礁・転覆の恐れもありそう。
良くみると臼島側の海岸は丸い石がゴロゴロとしているが、こちら側なら比較的簡単に接岸できそう。
岸に近づくと丸い石の上には船虫が蜘蛛の子を散らすように逃げてゆく。
そっとカヤックから降りて水の中に足を入れ、臼島へ上陸。
最後にGPSのデータ。
距離は2.6kmで、46分かけて漕いでいたようだ。
漕ぎですが、力みすぎず、リラックスして漕いできた。
高低差5mとなっているのは、ノイズです。
続きます。
カヤック
2018年06月10日(日)
臼島攻略、シュミレーション(?)と船酔いにはトラベルミン。
土曜日、午前午後とちょっとした野良仕事が入っていたのだが、
思ったより早く終わったので、ちょっと時間が出来た。
日曜は天気が悪いので、夕方だが急遽海で遊ぶ事にしました。
手でやるより、足で踏む方が楽で早い。
岸から離れて軽く漕いでいると、子どもたちの投げたボールが海を漂っていたので、カヤックの上からボールを拾って岸に投げたのだがコントロールが悪く、危うく小さい子供に当たりそうになった・・しまった!と思ったが、当たらなくてよかった、良かれと思ってやった事で人を傷つける事のないように今後注意しようと思った。
しばらく漕いでみる。
これまで船酔いでシーカヤックを長時間楽しめなかったので、
今回は乗り物酔いの薬『トラベルミン』を服用してきた。
船の上で飲み物を飲んだり、ラジオを聞いてみたりしても、
まったく船酔いしないね。
船酔いのないシーカヤックの楽しい事。
今度からは、トラベルミンを飲んで楽しみたいと思った。
海の上で何をするわけでも無く漂って寛ぐ。
水筒にアイスコーヒーを持ってきた事を思い出して飲むとこれが美味い。
次回はオヤツも持ってこよう。
とりあえず、漕ぎながら、なんとなく臼島へ向けて進む。
岸から離れるにつれて、波が出てきた。
とは言っても、40cm〜60cmぐらいの波だろうか?
まーまー揺れるが、しっかりと安定。
特に危なげなく。
適当に、しかしそれなりに真面目に漕いで進む。
風の影響だろうか、船首があらぬ方向へ向くので、右側ばかり漕ぐ。
だんだん臼島も大きくなってきて、時計を見ると・・そろそろ引き返した方がいいかなと言う事で、本日はここでタイムアップ。
スタート地点の海岸と、臼島の間の半分ぐらいは漕いでいたようで、この調子なら十分に臼島へ到達できるな・・と自信を深めた。
船首をスタート地点の大村海岸へ向けて漕ぐ。
一生懸命漕ぐのだが、思う用に進まない。
最初は適当に漕いでいたのだが、ちっとも進んでいる気がしない。
また、たまにすこし大きめの波が来ると、船首が波で持ち上がり、その後、音をたてて海面を叩く。
すこし日も傾いてきて、長崎空港を望む。
海岸へ近づいてくると波も小さくなり、
ほんの少し移動しただけなのに、場所によってこんなに波の様子が違うんだなぁ・・と思った。
海水温はこんな感じ21〜22℃って感じだね。
長崎での生活
2018年02月24日(土)
長崎県大村市に移住してきましたよ〜。
一身上の都合により、長崎県大村市へ引っ越してきました。
これからこの街で生活をしてゆくのですが、
大村市は前には大村湾。背後には多良山系に挟まれた、海と山のレジャーを満喫できる
自然豊かな都市。
こんな場所ですから、自然を相手に遊ばない手はありません。
そんなわけでせっかくの田舎暮らし、アウトドアライフを満喫しようと意気込んでいます。
やってみたい事は、いろいろあります。
登山、沢登り、ハイキング、キャンプ、自転車や、シーカヤックもやってみたいです。
特にシーカヤックはやった事が無いので、ワクワクしますね。
さて、このホームページのドメイン名はkayak971.comです。
この971という数、何だと思いますか?
実はこの数字、長崎県の島の数だと言われています。
長崎県は日本で一番離島が多い県なんです。
この971の島をひとつひとつカヤックで訪ねて、探検しブログを書いたら面白いブログが書けるんじゃないかなぁ・・と思います。
ちなみにシーカヤックはまだ買っていませんし、乗った事もありません(笑)
これから本などを読んで勉強をしたいと思います。
ぼちぼち、マイペースで。